停電でも安心!暑さ対策で命を守るプロ厳選の防災グッズ6つ

Power outage Heat
SUNDAY MOUNTAINの防災特集

真夏の停電に備えて、熱中症にかからないような防災グッズを用意してみませんか?

電気が止まるとエアコンや扇風機が使えなくなり、室温が急上昇!特に、マンションや密閉空間では熱がこもりやすく、熱中症リスクが一気に高まるのが現実。命を落としたり救急車を呼んだりしないように、自分で解決できる備えをしておきたいですよね。

ここでは、

暑い夏に停電が起きたらどうすればいい?

とお悩み中のあなたへ、国内最大規模のアウトドアショップ「サンデーマウンテン」が停電時に役立つ真夏向けの防災グッズを厳選!いざという時に慌てないように、日常生活で意識しておきたいポイントもお届けします。暑さ対策時の注意点もチェックしながら、夏を安心して過ごせるように今できることをスタートしてみましょう!

  1. 停電と暑さは命をおびやかす危険な状態!
    1. 停電中は生活リズムや安心感が失われやすい
    2. 電気が止まると室温の上昇が止まらない
    3. 暑さ対策なしだと熱中症の危険が高まる
  2. 停電×暑さ対策の基本を押さえよう
    1. 室内に熱をためない
    2. 体に熱をためない
    3. 汗と水分を逃がす
  3. 停電時に役立つ暑さ対策グッズ
    1. エアコン代わりになるアイテム
      1. ボディエアコン
      2. 充電式サーキュレーター
    2. 電源がなくても使える冷却グッズ
      1. 強力保冷剤
      2. 瞬間アイススタンプ
    3. 汗をかいた後に重宝するケア用品
      1. ボディシート
      2. ボディスプレー
  4. 暑さ対策に強い防災グッズの選び方
    1. 長時間稼働できるか
    2. 冷却効果が実証されているか
    3. アウトドアや日常にも使えるか
  5. 避難所・車中泊での暑さ対策ポイント
    1. 換気と遮熱を両立する
    2. プライバシー確保と通気性のバランスを保つ
    3. 冷却グッズの確保は暑さに弱い人を優先する
  6. 赤ちゃんや高齢者への配慮も忘れずに
    1. 乳幼児は早めの暑さ対策を
    2. 高齢者は過度な使用を避ける
  7. 停電×暑さ対策の注意点
    1. 冷却グッズを使いすぎない
    2. 発電機やモバイルバッテリーを安全に使う
  8. 停電と暑さに備える習慣を始めよう
    1. 防災とレジャーの「二刀流」を実践
    2. 防災アプリや気象情報の活用で早めの行動へ
    3. 備えチェックリストを保存しておく
    4. 定期的に中身を見直す
  9. いつもの道具をもしもの備えに変えよう!

停電と暑さは命をおびやかす危険な状態!

Power outages and heat

停電中は生活リズムや安心感が失われやすい

突然の停電によって照明が消え、家電もすべてストップ。夏の停電は、たった数時間でも命に関わる事態を引き起こすおそれがあります。

  • 冷蔵庫が止まった
  • エアコンや扇風機が使えない
  • 夜になっても室温が下がらない

など、特に高温多湿な日本では暑さ対策なしの停電は非常にリスクが高いとされています。

特に、夜間の停電では暗闇による不安やストレスが大きく、生活リズムが崩れやすくなります。冷房が使えず、暑さで眠れない夜が続くと体力や免疫力が低下。停電が長引くと「いつまで続くのか分からない」という不安が精神的な疲労を加速させます。

このような状況では、普段以上に心身のケアが重要!暑さによる睡眠不足やストレスを減らすためにも、あらかじめ防災グッズなどを用いた対策が必要です。

電気が止まると室温の上昇が止まらない

エアコンや扇風機が使えない室内は、外気温と同じかそれ以上に熱がこもる危険な空間に。特に、集合住宅の高層階や風通しの悪い部屋は、日中に蓄えた熱が夜になっても抜けきらず蒸し風呂のような状態が続きます

状況室温上昇の傾向
通常の昼間28~30℃
停電で換気不可32~35℃以上になることも
夜間熱がこもって下がりにくい

室温が30℃を超えると、熱中症や脱水のリスクがぐんとアップ。小さな子ども・高齢者・持病のある人がいる家庭では、特に注意が必要です。

暑さ対策なしだと熱中症の危険が高まる

熱中症は、屋外だけじゃなく自宅の室内でも発生するもの。停電が起きると冷房が使えないので、体内の熱を逃がす手段が限られ知らないうちに体温が上昇して脱水状態になるおそれがあります。

以下のような初期症状に気づいたら、すぐに対処を!

  • 頭がぼーっとする、立ちくらみ
  • 筋肉のけいれん(足がつる)
  • 意識がもうろうとする
  • 大量の汗をかく
  • 喉が渇く

停電中は体調の変化に気づきにくく、対応が遅れる傾向。事前にしっかりと暑さ対策をして、万が一に備えておくことが命を守る行動につながります。

停電×暑さ対策の基本を押さえよう

Basis of Measures

真夏の停電は、室温が急上昇。熱中症を防いで命を守るためにも、エアコンや扇風機が使えない状況でうまく体にこもった熱を逃がし、涼しさを保つ工夫をしましょう!

  • 室内に熱をためない
  • 体に熱をためない
  • 汗と水分を逃がす

それぞれ、具体的なアイテムに触れながらわかりやすくお伝えしますね。

室内に熱をためない

停電時は室内の熱の流入を防ぎつつ、こもった熱を外に逃がす工夫が必要。以下のようなアイテムや行動が効果的です。

方法内容
遮光カーテン・アルミシート日光を遮り、室内の温度上昇を抑える
断熱マット・レジャーシート床からの熱の上昇を防ぐ
アウトドア用品としても再利用可能
窓やドアを開ける外気が涼しいときは通気を促進

遮光は、まぶしさや紫外線をカットしてくれる機能。遮熱は、熱の侵入を抑えてくれる機能。断熱は、熱が伝わったり逃げたりするのを防いでくれる機能。これらに特化したアウトドア用品が手元にあると、停電中の「快適性」「安全性」が高められます。

体に熱をためない

室内の温度が下がらなくても、体温を上げすぎない工夫をすると熱中症のリスクが下げられます。

対策効果
接触冷感素材の衣類肌に触れるとひんやり
体表面の温度上昇を抑える
速乾性・通気性のある服汗を素早く乾かし、蒸れを防ぐ
アウトドア向け素材がおすすめ
保冷剤を首元・脇の下に使う体の太い血管を冷やし、効率よく体温を下げる

冷感Tシャツやアウトドアウェアは、防災のシーンでも使える普段使いにちょうどいいアイテム。日常のランニングや通勤にも使えるのでムダがなく、サイズアウトや生地の劣化などにも気がつきやすいのが特徴です。

汗と水分を逃がす

汗がこもると体温が下がらず、体内に熱がこもり続けます。汗をしっかり吸収したり拭き取ったり。塩分や水分を補給しながら熱中症を防ぎましょう。

グッズ特徴
綿素材のタオル吸水性が高く、肌に優しい
速乾タオル・クールタオル絞って振るだけで冷感持続
繰り返し使える
ボディシートべたつき・不快感を抑え、汗を拭き取る

屋外で活動するアウトドアマンの間では、首にかけるだけで涼しくなる冷感タオルが定番。日常でも防災でも、1枚あると安心です。

停電時に役立つ暑さ対策グッズ

停電中は、エアコンや扇風機が使えず熱がこもりがち。そして、夏場は熱中症のリスクが急上昇!そんなときに活躍するのがコンセントの電源が使えない状況でも涼を取れる暑さ対策グッズです。

Sundaymountain

国内最大規模のアウトドアショップ「サンデーマウンテン」でも、屋内外問わず役立つグッズを豊富にご用意!どれも信頼性の高いブランドの正規品で、クオリティが高くデザイン性にもこだわっています。

  • エアコン代わりになるアイテム
  • 電源がなくても使える冷却グッズ
  • 汗をかいた後に重宝するケア用品

それぞれ、アウトドアショップのプロが厳選した商品を理由と一緒にご紹介しますね。

エアコン代わりになるアイテム

ボディエアコン

body air-conditioning

ボディエアコンとは、体に直接身につけて使う小型の送風機や冷却ファンのこと。野電 ボディエアコンは首掛け・肩がけ・ベルトに取り付けの3パターンで装着でき、身体の表面に直接風を当てると体感温度を下げる効果が期待できます。

別売りの「氷点下パック コンパクト」を組み合わせれば、ひんやり冷たい風が心地よく体をクールダウン!USB充電式なので停電してもモバイルバッテリーで稼働でき、満充電で約22時間作動できます。

充電式サーキュレーター

Rechargeable circulator

充電式サーキュレーターとは、こもりがちな熱気を逃して体感温度の上昇を防いでくれるもののこと。ファンV1040は優れたブラシレスモーター(DC)搭載のパワフルな風で、屋内外問わず効率的に空気を循環してくれます。

モバイルバッテリーとしても使える大容量バッテリーで作動するので、停電中にも大活躍!スマホを充電しながら、熱中症が防ぎやすくなります。離れた場所からリモコンで操作できるので、暑さがこもりやすい寝室や人が集まりやすいリビングなどでもスムーズに使えます。

電源がなくても使える冷却グッズ

強力保冷剤

powerful refrigerant

強力保冷剤とは、一般的な保冷剤よりも長く保冷能力をキープする優れもののこと。倍速凍結・氷点下パックは約8倍の保冷能力を持ち、凍結時間が約18〜24時間あるので冷凍室に常備しておくと停電時のいざという時に庫内の冷たさを保ってくれます。

屋内でも、脇や首筋などに当てると熱のこもりが緩和できるので、冷房が使えない状況の熱中症対策にぴったり。内容物は植物性天然素材を使用しており、万が一破れても肌への刺激が少ないので安心です。

瞬間アイススタンプ

Instant ice stamp

水や電気が使えない場面でも瞬時に冷却できるのが瞬間アイススタンプ。濡らしたタオルやハンカチに直接プッシュするだけで、中に仕込まれた化学反応によって一気に冷えて冷却タオルとして使用できます。

界面活性剤不使用で水分を凍らせるので、肌が荒れたり衣類にシミができたりする心配はゼロ!無香料なので香りが苦手な人にもおすすめ。これ一本(1スタンプ1秒換算)で、約250回くり返し使えます。

汗をかいた後に重宝するケア用品

ボディシート

bodysheet

ボディシートは、汗やベタつきをサッと拭き取ってくれる優れもの。こちらのアウトドア用は福井県産の和精油をたっぷり配合した天然アロマ成分入りで、まるで森の香りの入浴剤を使ったときのような気分になれます。水が使えない停電時は、体を清潔に保つ衛生面でも大きな助けに。多めに用意しておくと、家族全員で使えて便利です。

ボディスプレー

Cold spray

ボディスプレーもまた、体の熱を一時的に下げたり消臭・除菌効果があるものを選べば衛生対策になったり。こちらの商品には天然メントール100%ハッカ由来成分が配合されており、汗をかいたあとに瞬間的に体をクールダウンしてくれます。

アロマセラピストが仕上げた独自のアロマブレンドも入っているので、外出時や避難先でも爽快リフレッシュ!停電時のストレス軽減につながります。

暑さ対策に強い防災グッズの選び方

disaster prevention goods

あなたが気になる防災グッズはありましたか?

命を脅かす真夏の停電。あなたにとって本当に役立つ防災グッズを選ぶポイントを知っているかどうかで快適さと安全性が大きく変わります。ただ「冷たければいい」「風に当たるだけでもいい」という視点じゃなく、災害時の使用環境をイメージした選び方が必要です。

夏の停電にも強い日常を作るために、特に注目してほしいポイントを3つお伝えしますね。

長時間稼働できるか

停電時は電源の供給が限られるので、1回の充電や使用でどれだけ長く冷却効果が続くかがポイント。

チェック項目解説                           
稼働時間の目安充電式ファンなら最低でも6時間以上の動作が理想
バッテリー容量モバイルバッテリー併用での運用も想定し
USB充電対応が便利
保冷剤の持続時間高性能タイプで6〜12時間持続するものもあり
複数個の併用が効果的

例えば、上記でご紹介した「ボディエアコン」は、強モードで8時間の連続使用が可能。非常時の安心感が違います。

冷却効果が実証されているか

気になるグッズが「冷たそうに見える」では不十分。実際にどれだけの冷却効果が得られるかを、数値やレビューなどで事前に確認しておきましょう。

評価軸内容                       
冷却温度の明記表面温度を下げる数値が示されているもの
(例:−10℃持続など)
エビデンス・検証実績アウトドア雑誌や第三者評価機関で紹介されている商品
ユーザーレビュー「〇〇度の環境でも使えた」
「〇時間で冷却効果が切れた」などの実体験が参考に

見た目や価格だけで判断せず、性能を証明する数値やレビューがあるかが失敗しない選び方の基本です。

アウトドアや日常にも使えるか

非常時専用としてしまうと、出番が少なくなりがち。充電タイプだと、常に少しずつ放電しているのでいざという時に作動しないかもしれません。今、注目されているのは普段から使える防災グッズ=フェーズフリー防災

使用シーン活用例                    
アウトドアキャンプ、登山、フェスなどの熱中症対策に
通勤・通学炎天下の移動時にミニファンや冷感タオルを活用
日常の備え熱帯夜の就寝時にも使える静音設計の冷却グッズやネックファンなど

アウトドア用品は耐久性や機能性にも優れており、災害時にも頼れる安心感があるうえ、普段から慣れておけるというメリットがあります。

※参照元:フェーズフリーとは|一般社団法人 フェーズフリー協会(2025年6月時点)

避難所・車中泊での暑さ対策ポイント

A look at the heat

夏の災害では、停電だけじゃなく避難所生活や車中泊が避けられないケースもあります。屋内でも屋外でも、高温・湿気・プライバシーの問題が重なり合い、心身への負担が大きくなるのが特徴です。

実際の避難生活で役立つ暑さ対策の工夫はこちら。

  • 換気と遮熱を両立する
  • プライバシー確保と通気性のバランスを保つ
  • 冷却グッズの確保は暑さに弱い人を優先する

限られた空間で心地よく過ごすために、それぞれの具体的なグッズを見てみましょう!

換気と遮熱を両立する

避難所や車内は、空気の循環が悪く熱がこもりやすい環境。だからこそ「風通し」と「日差し対策」の両方が必要です。

対策例
  • 避難所:ポータブルサーキュレーターや手回しファンで空気を循環させる
  • 車中泊:窓用の遮熱シェード+網戸付きサンシェードを併用して効率アップ
  • アウトドア用の断熱シートやアルミブランケットを活用:日中の直射日光を遮る

換気と遮熱の両方を取り入れることで体感温度が大きく変わります。特に、夏の炎天下では車内が約60℃に!ダッシュボードは80℃近くにもなるので、暑さ対策は早めの行動が重要です。

※参照元:車内の環境(車内温度/紫外線/空調)|一般社団法人日本自動車連盟(2025年6月時点)

プライバシー確保と通気性のバランスを保つ

避難所では、周囲との距離が保てず薄着や汗のにおいが気になるという声も多く聞かれます。とはいえ、通気性を無視して完全に覆ってしまうと、かえって熱がこもり熱中症のリスクを高めてしまいます。

以下の課題を見て、あなたはどれが1番気になりそうですか?

課題解決策
仕切りがなく落ち着かないポップアップ式のアウトドアテントや簡易パーテーションを設置
着替えや汗のにおいが気になる吸湿速乾性のウェアや消臭スプレー・ボディシートの併用が効果的
通気性が悪く蒸れるメッシュ構造のタープテントの二重構造で空気の流れを確保

アウトドア用品には、軽量・通気性・遮蔽性に優れたものがたくさんあります。持ち運びが簡単なうえ、普段から使い慣れていれば設営もスムーズ。プライバシーと涼しさをバランスよく叶えてくれるので重宝します。

冷却グッズの確保は暑さに弱い人を優先する

災害時は物資が限られており、冷却グッズや涼感アイテムも数に限りがあります。以下のような、体温調節が苦手な人を優先的にサポートしましょう。

  • 乳幼児や高齢者
  • 妊娠中の女性や発熱のある人
  • 持病のある方(心臓・呼吸器系)
対応例
  • ハンディファンや瞬間冷却パックを、体温調節が難しい人の近くに常備
  • 給水ポイントに保冷剤を持参し、冷却タオルや首元冷却に使用
  • 自治体配布の熱中症対策セットがあったら、優先的に届ける

避難生活では、周りと協力しながら必要な人に優先して分け合う姿勢がとても大切です。

赤ちゃんや高齢者への配慮も忘れずに

Babies and the elderly

停電時の暑さは、体温調節機能が未熟な赤ちゃんや体力が低下しやすい高齢者にとって特に危険な環境。大人と同じ対策だと不十分なので、個別の備えをしましょう。

停電時に気をつけてほしいポイントと、具体的な対策を紹介しますね。

乳幼児は早めの暑さ対策を

赤ちゃんは、体重に対する水分の割合が多く体温調節が未発達。熱がこもりやすいので、熱中症のリスクが大人よりも高いとされています。泣いていても、暑さが原因だと気づきにくいのも弱点です。

  • 首元や脇の下を保冷剤で冷やす(必ずタオルに包む)
  • こまめな水分補給(母乳・ミルク・湯冷ましなど)で脱水を防ぐ
  • 接触冷感素材のスリーパーやシーツで、寝具まわりを涼しく整える
  • うちわや小型ファンで空気を動かし、蒸れを防ぐ(風が直接当たりすぎないように)

ベビーカーでの車中避難中は、車内温度が急上昇するので遮熱カバーや日除けアイテムを併用!抱っこ紐の中に冷感シートを入れたり、日よけ兼クッション機能つきフードカバーを頭に被せたりなど細かな調整も有効です。

高齢者は過度な使用を避ける

高齢者は暑さに鈍感になりやすく、持病のある方も多いので、冷却グッズの使いすぎによる血行不良や体温低下に注意が必要です。

状況対策例
エアコンが使えず暑さがこもる首や脇の下などをやさしく冷やす
保冷タオルや保冷ネックバンドを使用
体が冷えやすく体力が落ちている冷感グッズの使用時間は短めに設定し、
適度に体を動かすことも意識
水分を摂りたがらない・トイレが心配経口補水液やゼリー飲料など、
負担の少ない水分補給方法を選ぶ
夜間に熱がこもり寝苦しい吸湿速乾のパジャマや冷感敷きパッドを使い、
睡眠環境を快適に保つ

冷却グッズを使用するときは「冷やしすぎない」「こまめに様子を見る」ことが何より大切。高齢者自身だけじゃなく、周囲の人が体調や表情の変化に気づいてあげることも重要です。

停電×暑さ対策の注意点

important point

停電時の暑さ対策は、グッズや工夫で乗り切るのが基本。でも「やりすぎ」や「使い方の誤り」が逆効果になるケースも少なくありません。

停電の二次被害を防ぐためにも、実際によくある失敗をチェックしながら安全に乗り切るための注意点を見ていきましょう!

冷却グッズを使いすぎない

暑さが厳しいと、つい体を冷やしすぎてしまいがち。ただ、冷却グッズの長時間使用や直接肌に当てる行為は低体温症や血行障害の原因になるおそれがあります

特に気をつけたいこと
  • 保冷剤を直接肌に当てない(必ずタオルなどに包む)
  • 長時間の連続使用を避ける(30分使用→15分休憩など)
  • 冷却シート・スプレーの連用による皮膚トラブルにも注意

体温を下げるのは大切ですが、体全体を冷やしすぎないよう「部分的・短時間」に使うのがベスト。特に、子どもや高齢者、冷えやすい体質の人は慎重な使用を心がけてください。

発電機やモバイルバッテリーを安全に使う

エアコンの代わりに扇風機や小型家電を使いたいときは、ポータブル電源・発電機・モバイルバッテリーが大活躍。ただ、使い方を誤ると火災・感電・一酸化炭素中毒などの重大な事故につながる危険があります。

機器種別注意点の例
発電機室内使用NG(必ず屋外・換気の良い場所で)
雨濡れ厳禁
燃料の保管場所にも注意
モバイルバッテリー高温環境に放置しない
非純正ケーブルを使用しない
使用後はこまめに充電管理

災害用としてアウトドア用のソーラーチャージャーを備えておくのも効果的ですが、悪天候では使用できず充電スピードが遅いという弱点も。停電時の天候や電気が使えない期間によっては、やや助かるレベルなので、複数の電源確保手段を組み合わせるのがおすすめです。

停電と暑さに備える習慣を始めよう

暑さと停電は、日常の延長線上にある「もしも」のリスクです。だからこそ、特別なタイミングで大げさに準備するのではなく、普段から少しずつ備える習慣を身につけるのが何より大切

無理なく続けつつ、いざという時に慌てないように防災習慣のポイントを見ていきましょう。

防災とレジャーの「二刀流」を実践

tarp

防災グッズの多くは、アウトドアでも活用できる機能性の高いものがたくさんあります。たとえば以下のような活用法があれば、備えが「しまいっぱなし」にならず、日常的に点検・実践できるのが魅力です。

防災グッズアウトドアでの活用例
ポータブル冷風機夏場のキャンプやピクニック
モバイルバッテリー山登り・フェス・公園でのスマホ充電
断熱・遮光シートテントやタープの日よけ、車中泊
簡易トイレ・ウェットティッシュ長距離ドライブ、イベント参加中の緊急対応

「防災のためだけに買う」と考えるとハードルが上がりますが、レジャーにも使えるなら手軽に準備できそうだと思いませんか?使い慣れていれば災害時も安心して使えるというメリットも。これが「フェーズフリー防災」として注目されている考え方です。

防災アプリや気象情報の活用で早めの行動へ

Disaster Prevention App

いざというときに慌てないためには、早めにリスクを察知する意識の高さも大切。特に、夏場の台風・豪雨・落雷による停電リスクを把握するには、次のようなツールを日常的に活用しておくと安心です。

  • 防災アプリ(例:Yahoo!防災速報、NHKニュース防災)
  • X(旧Twitter)の自治体公式アカウント
  • 自治体のメール配信サービス
  • 気象庁の警報・注意報ページ

通知設定をしておけば、自宅ではもちろん出先でもリアルタイムにリスクが察知でき、備蓄品を出したり避難準備をしたりするタイミングを逃しません

備えチェックリストを保存しておく

checklist

「あれって備えてたっけ?」という不安を災害時に感じないように、事前にチェックリストを作りましょう。備えているつもりでも、いざというときに数が足りなかったり期限切れだったり。日頃から定期的に見直せるリストを作っておくと、防災準備の精度がぐんと上がります

たとえば、以下のようなチェック項目をリスト化しておくと安心です。

  • ポータブル電源の充電状況や容量の確認日
  • 冷却シートや保冷剤の在庫数と使用期限
  • 飲料水や保存食の賞味期限やストック量
  • モバイルバッテリーが満充電になっているかどうか
  • 扇風機やサーキュレーターなど冷却家電が動作確認済みか
  • 保冷バッグやクーラーボックスが使える状態か(劣化や破損の確認)

記録方法は、スマホのメモアプリやGoogleスプレッドシートなど複数人で共有できるツールがおすすめ。紙のリストを非常持ち出し袋に入れておくのもひとつの方法です。

家族で防災対策をしているなら、全員が内容を把握できるようにしておくと実際の避難時に役立ちますよ。

定期的に中身を見直す

disaster prevention goods

せっかく備えても、きちんと活用できなかったらとても残念!防災グッズは「そろえて終わり」じゃありません。定期的に中身の見直しやアップデートをしましょう。時間の経過とともに、賞味期限・使用期限の切れたものが出てきたり、今の暮らしに合わないものが含まれていたりするおそれがあります。

目安は、年に1〜2回程度。防災の日(9月1日)・季節の変わり目・年末大掃除など、見直しのタイミングを家族で決めておくと忘れにくく続けやすくなります。

以下のような点を意識して確認してみましょう。

  • 季節ごとの暑さ・寒さ対策グッズの入れ替え
    →夏なら冷却グッズ、冬ならカイロや防寒具など
  • 家族構成の変化やライフスタイルの変化への対応
    →赤ちゃんが生まれた、高齢の親と同居を始めたなど
  • 新しく登場した便利な防災アイテムの追加
    →アウトドア用品を兼ねた多機能アイテムなど
  • 収納場所の再点検
    →災害時にすぐに取り出せる位置にあるか

最近は、日常使いもできる防災アイテム=フェーズフリー製品が増えており、グッズの入れ替えやアップデートも前向きに楽しめるようになっています。

定期的に見直すことで、持ち物に愛着がわき「これがあるから大丈夫」という心理的な安心感も!普段から使える防災を意識すると、災害時にも迷わず動ける自信と力が身につきます。

いつもの道具をもしもの備えに変えよう!

停電と暑さのリスクは、誰にでも突然降りかかる現実です。でも、必要以上に構えたり特別な準備をしなくても大丈夫!大切なのは「普段使っているものを、非常時にも使えるようにしておく」こと。これが今注目されている「フェーズフリー」な備え方です。

これらは、停電時の暑さ対策にもそのまま使える頼もしい存在。アウトドア用品を日常に取り入れることで、使い慣れたアイテムがいざという時にそのまま防災グッズとして活躍してくれます。

「何を備えればいいか分からない…」という方こそ、まずは使い慣れた道具から防災を始めてみるのが理想的。私たちサンデーマウンテンでは、そんな日常と非常時をつなぐアウトドア用品を多数取りそろえています。無理なく、楽しく、賢く備えを始めて、停電と暑さに負けない環境を整えましょう!

コメント

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誰かと同じでなくても良い。楽しみ方は多種多様です。
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アウトドアを通して心も体も健康になり、人生が豊かになるということ。
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