

買い物はただの物欲の消化にあらず。何を選ぶか、どう使うかはその人のスタイルや視点が確実に表れます。では、あの人は「SUNDAY MOUNTAIN」の膨大な物量の中から何を選び取るのか?

焚き火マイスター
1975年生まれ、千葉県出身。雑誌『メンズノンノ』の専属モデルを経てモデルやライターとして活動し、『マツコの知らない世界』(TBSテレビ)では焚き火の世界の達人として登場。キャンプ番組などの焚き火監修を手がけるほか、焚き火に関するイベントやワークショップ、講演など多方面での活動を続ける。日本焚き火協会の会長でもある。
SUNDAY MOUNTAINの情報量は
めちゃくちゃ使える
仕事柄、最新情報を知っておきたく、SUNDAY MOUNTAINのウェブサイトで購入する目的もありますが、リサーチの場所としても活用しています。
ぼくは、商品を検索するときにブランドで調べるんですが、SUNDAY MOUNTAINはAtoZでブランドをチェックできるからサーチしやすい。説明文もひとつひとつ丁寧に書かれていますからわかりやすいです。
商品量もすごいから、ここだけ見ていれば、だいたいいまのアウトドアギアを把握できるんじゃないなと思いますね。
BRAND_TEPPA
ITEM_薪割鉈 守門


刃物を一本しか持っていけない
となったら、コレ
アウトドア初心者が刃物を購入するとき、ビジュアル重視でだいたい手斧を選ぶと思うんです。ただ、いろいろ試した結果、手斧は力が必要になると知りました。
一方、鉈(なた)は刃の部分が重たいから手斧ほどの力はいらない。なので薪を割るとき、ぼくは鉈を使うことがほとんど。刃物類はひと通り持っていますが、もし、自分が刃物を一本しか持っていけないとしたら、〈テッパ〉の鉈を選びます。柄が長く持ちやすいし、この大きさでもフェザースティックが簡単に作れる。ペグ打ちにも活用しています。
BRAND_TEMBEA
ITEM_ハーヴェストトート ラージ


両手を常にあけておくために
〈テンベア〉のデザイナーはアウトドアが好きだから、作りも堅牢。このバッグは、普段使いより出張で使うことが多くて、ガッシリした帆布は安心感があって気に入っています。容量は3泊分はいけるほど。「キャリーケースは使わないのか?」と言われることがありますが、小さい頃から父親に「両手は常にあけておけ」と言われて育ったものだから、その癖が抜けずキャリーは使わないんです(笑)。それとキャリーケースの場合、預けるのも手間だし時間がかかる。ロストする可能性もありますからね。肩にたすきがけできてピタッとくっつく〈テンベア〉のトートは、本当に優秀ですよ。
BRAND_MURACO
ITEM_グスタフ4P


ソロキャンプであっても4人用
仕事柄、キャンプもよくします。テントはサイズ違いで10個ほど所有。で、昔はソロテントを背負って、山の中で連泊をしていたんですけど、ある雨の日。大自然の中でソロテントという狭い空間にいるとき「こんな場所で、なんで自分は窮屈になっているんだろう」と思ったんです。そこからキャンプをするようになって、テントは大きいサイズに限るということを知りました。いまはソロで行っても、4人用のテントで寝ています。〈ムラコ〉のこのテントはドーム型で空間も広々。もうおじさんなので、グレーやブラックのような色味も落ち着くんです。