民俗写真家 ・ 芳賀日出男が撮影した写真のデザインTシャツ。

日本の民俗∼暮らしと生業∼芳賀日出夫著（角川ソフィア文庫）が付属します。

芳賀日出男(はがひでお・1921-2022)
慶應義塾大学で民俗学者の折口信夫に「人は心があれば儀礼という形にあらわれる」と教えられ、稲作儀礼を中心に日本人の生と死のリズムをテーマとして民俗写真を撮り始める。
1989年紫綬褒章受賞。
日本写真家協会名誉会員。

『一粒の種から』(愛知県大治町・1956年)
稲の種籾(たねもみ)を手に握り、田の神に豊作を祈りながら水田にまく。
握りしめた拳の間から種籾は水苗代にまかれ静かに沈んでいく。
田の神に稲(いな)霊(だま)のよみがえりを祈る。