災害の種類をまるごと理解!自然・人為・二次災害に備える防災術

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SUNDAY MOUNTAINの防災特集

地震や津波などの災害の種類ごとに、起きる被害・備えるもの・命が守れる行動を知っておくと安心!世界でも有数の「災害大国」と呼ばれる日本で暮らしているからこそ、あなたの暮らしや地域に合う防災対策を万全にしておきませんか?

ここでは、

災害ってどんな種類がある?
もし自分の地域で起きたらどうしよう
自分は何を備えておくのが正解なの?

と不安なあなたへ、災害を3つの分類(自然災害・人為災害・二次災害)に分けて、主な被害と日常からできる備え方をわかりやすくご紹介。防災グッズとして優秀なアウトドア用品の活用法も、国内最大規模のアウトドアショップ「サンデーマウンテン」がプロ視点でお届けします。

あなたにとって今足りない備えを知って「知識を持つ」から「実際に備える」へと変えていきましょう!

  1. 災害を知って暮らしを止めない防災へ
    1. 災害とは命や社会に被害が出ること
    2. 種類ごとに備えと行動が違う
  2. 災害の種類を知っておくメリットは?
    1. 特化した備えと行動がとれる
    2. 怖い気持ちが和らぎ冷静に行動できる
    3. 家族構成や地域の状況に合わせた対策ができる
  3. 災害の種類
    1. 自然災害
      1. 地震
      2. 津波
      3. 火山噴火
      4. 暴風・豪雨・洪水
      5. 土砂災害
      6. 雪害
    2. 人為災害
      1. 不備・過失による火災
      2. 交通事故
      3. 公害・環境汚染
    3. 二次・三次災害
      1. 何かの引き金による火災
      2. 停電・断水・通信障害
      3. 感染症の拡大
  4. 災害の発生前は「減災」で被害を最小限に
    1. ハザードマップの活用
    2. 住宅・建物の家庭内対策
    3. 備蓄と防災グッズの準備
    4. 自助・共助・公助の学習
  5. 災害の発生中〜落ち着くまでは「防災」で命と暮らしを守る
    1. 安全確保
    2. 情報収集
    3. 避難判断
    4. 種類別に合わせた対応
  6. 防災グッズとしてのアウトドア用品が大活躍!
    1. 軽くて持ちやすい
    2. 丈夫で長く使える
    3. 自然と普段から使い慣れられる
  7. 災害の種類別アウトドア用品の選び方
    1. 地震
    2. 津波
    3. 火山噴火
    4. 暴風・豪雨・洪水
    5. 土砂災害
    6. 雪害
    7. 停電・断水・通信障害
  8. 災害時に本当に役立てられる備え方は?
    1. 持ち出し用と備蓄用を作る
    2. すぐ取り出せる場所に収納
    3. フェーズフリーで使い慣れておく
    4. ローリングストックでムダを減らす
    5. 定期的にチェック&アップデートする
  9. 災害への備えは一度で終わらない!

災害を知って暮らしを止めない防災へ

Types of disasters

災害とは命や社会に被害が出ること

災害とは、自然現象や人の過失などによって命・健康・住まい・仕事・学びに被害が広がる状態のこと。地震や台風などの避けられないものだけじゃなく、設備の不具合や不注意による火災のように人の活動が引き金になったものも含みます。

さらに、停電・断水・通信障害のように元の出来事に連鎖して暮らしが崩れていく二次災害も。下表のように、発生要因暮らしへの被害を結びつけて見ると、何を優先すべきかがつかみやすくなります。

区分主な発生要因暮らしの被害例
自然災害地殻変動・気象・火山けが・家屋損壊・道路寸断
人為災害設備不良・ヒューマンエラー火災・爆発・有害物質流出
二次災害上記の連鎖停電・断水・通信不通・物資不足

種類ごとに備えと行動が違う

同じ「災害」でも、種類ごとに守るべき優先順位がさまざま。正しい知識を持っておくと、減災と防災の精度を高めてライフラインが止まっても生活が守りやすくなります。

災害の種類優先すべき行動役立つ防災グッズ
地震安全確保 → 出口確保 → 情報確認ヘルメット・ライト・携帯ラジオ
洪水・土砂早期避難 → 高所へ → 車回避防水バッグ・レインウエア
停電・断水電源確保 → 水の確保 → 情報入手ポータブル電源・浄水ボトル

地震直後は頭部保護と安全確保、津波のおそれがあれば迷わず高い場所へ。暴風や豪雨では事前の避難浸水想定の確認が重要です。停電や断水などの二次災害では、電源の確保・水の確保・情報入手が命を守る決め手になります。

災害の種類を知っておくメリットは?

Know the Types of Disasters

災害の知識は、備えのスタートライン!いざという時に迷わず動ける自分になるために、まずは災害の種類を知っておくことの重要性を見ていきましょう。

特化した備えと行動がとれる

「災害の種類」を理解すると、やみくもに備えるのではなく状況に応じた「特化型の防災行動」が取れるように。例えば、次のように整理するとどの災害にも落ち着いて対応しやすくなります。

  • 地震のとき:安全確保→出口確保→情報確認
    → 家具の固定、ヘッドライト、耐震ジェルを備えておくと安心
  • 風水害のとき:早期避難→高所移動→車の使用回避 
    → ハザードマップを確認し、防水バッグやレインウエアを常備
  • 二次災害(停電・断水)のとき:電源確保→照明→通信維持
    → ポータブル電源、浄水ボトル、手回しラジオなどが役立つ

いざという時に冷静に判断するには、災害の種類別に初動の考え方を整理しておくことも大切。自然災害では「けがの回避と退避」、人為災害では「火源や危険物から距離を取る」、二次災害では「生活の維持を最優先にする」といった意識を持つのが効果的です。

怖い気持ちが和らぎ冷静に行動できる

不安は「何が起きるか分からない」ときに強くなるもの。災害の種類ごとに、発生メカニズム・起こりやすい連鎖(例えば地震後の火災や停電)を知っておくと頭の中の霧が晴れて判断が速くなります

  • 事前に決めること:避難先・集合場所・連絡手段(SMSや災害用伝言)
  • イメージしておくこと:自宅周辺の浸水深や土砂危険度を地図で確認
  • 手順を見えるようにすること:チェックリストを玄関や非常袋に添付

知識があると「まずはこれをやる」という自分なりの行動パターンが見えてくるので、突然の出来事に焦る状況でもやることが分かっている状態に。使い慣れた装備もそばにあると、さらに気持ちが落ち着き冷静に動けます。

家族構成や地域の状況に合わせた対策ができる

災害の種類を知っておけば、自分たちに本当に役立つ準備が整います。なぜなら、同じ地域に住んでいても家庭の状況によって必要な備えが少しずつ違うから。お年寄り・小さな子ども・ペットがいる家庭では、避難のスピードや持ち出す物の内容も変わってきます。

  • 家族別チェック:医薬品・離乳食・ペット用品・眼鏡の予備
  • 住まい別対策:高層階は断水対策、戸建ては止水板や土のう
  • 通勤通学路:橋・崖・暗渠の位置を事前確認

また、地域によっても備えるべき災害はさまざま。沿岸部なら津波や高潮、山間部なら土砂災害、都市部では広域停電や物流の停止など。ハザードマップを使って自宅や職場周辺のリスクを見えるようにしておくと、持ち出し品や在宅備蓄の中身が具体的に考えやすくなります。

災害の種類

Types of disasters

災害の種類は、原因によって「自然災害」「人為災害」「二次・三次災害」に分けられます。それぞれの特徴を知って、被害を減らす備え方や役立ちそうな防災グッズをイメージしてみましょう!

自然災害

natural disaster

自然の力によって発生する災害。日本では最も多くの被害をもたらしています。

地震

地震は地球のプレートの動きによって地面が揺れる現象。建物の倒壊・家具の転倒・火災・停電など二次的な被害が多く発生します。揺れが起きた瞬間は、まず頭を守り倒れそうな家具や窓から離れるのが最優先。日頃から耐震補強や家具固定をしておくと、転倒や下敷きなどのケガが防ぎやすくなります。

また、寝室やリビングなど普段過ごす場所の安全スペースを確保しておくと、咄嗟のときでも身を守る動きが取りやすくなります。アウトドア用品を防災に取り入れれば、軽くて丈夫なアイテムが「日常でも使える備え」になりますよ。

津波

津波は、海底地震や火山活動などによって海水が一気に押し寄せる現象。主に、沿岸部に甚大な被害をもたらします。地震発生からわずか数分で到達するケースもあり、沿岸部では「とにかく早く高台へ逃げること」が命を守る最大の手段。自宅や勤務先が海沿いにあるなら、日頃から避難経路を家族で話し合っておくことが大切です。

また、津波発生後は絶対に海や川に近づかないことが鉄則。一度引いた波が再び押し寄せる「第二波・第三波」がより強力な場合もあります。アウトドア用の防水バッグやレインウェアは、雨風を防ぎつつ避難中の荷物を守る心強い味方に。実用性の高さから、防災グッズとして注目を集めています。

火山噴火

火山噴火は、火山内部のマグマやガスが地表に噴き出す自然災害。噴石・火山灰・火砕流などが周辺地域に大きな被害をもたらします。そのうち、火山灰は吸い込むと肺や喉に負担をかけたり視界を悪化させたり。電子機器の故障の原因にもなるので要注意です。

自分の地域がどのレベルの危険にさらされているかを把握するために、日常的に風向きや噴火警戒レベルを確認しておくと安心。マスクやゴーグルなど、火山噴火対策用の基本装備を把握しておくのも大切です。

暴風・豪雨・洪水

台風や線状降水帯などによって発生する暴風・豪雨・洪水は、家屋の浸水・停電・交通の麻痺など生活全体に影響を与えます。でも、地震とは違って事前に進路や降雨量の予測が出る災害。「早めに動く」のが命を守る最も確実な手段です。

命を守るポイントは、ハザードマップで浸水想定を確認し、屋外の飛びやすい物を片づけておくなどの事前対策。暴風や豪雨は予測できる災害だからこそ、行動の早さが何より大切です。

土砂災害

長雨や地震で地盤が緩み、崩れた土砂が住宅や道路を襲う災害。前兆として、地面のひび割れ・濁った水の湧き出し・小石の落下などが見られたら、危険が迫っているのですぐに避難が必要です。夜間や雨音の中では異変に気づきにくいので、気象情報や自治体の避難指示を早めに確認しておくことが重要です。

雪害

豪雪や寒波によって交通が止まり、停電や水道凍結が起こるおそれのある災害。長期化しやすく、寒冷地では数日間にわたる孤立や物資不足に備えることが重要です。電気・ガス・水が使えなくなっても、暖と水分を確保できる準備をしておくと安心。防寒や断熱の工夫次第で、冬の災害による体調不良や凍結トラブルが防げます。

人為災害

man-made disaster

人間の不注意・技術的な不具合・社会的トラブルによって発生する人為災害。予防と日常管理で被害が抑えられます。

不備・過失による火災

タバコの不始末・電気コードの劣化・ストーブの近くに置いた可燃物など、日常のちょっとした油断が原因となる火災。多くは日頃の点検や周辺の整理整頓で防げるもの。電気・ガス・火気を扱うときは「安全な距離」と「定期的な見直し」を心がけると、火災リスクが大幅に減らせます。

交通事故

車同士や歩行者との衝突など、運転中の過失や整備不良で起こる災害。単独でも大きな被害をもたらしますが、大雨・積雪・停電などの災害と重なると「複合災害」に発展しやすくなります。

特に、渋滞や立ち往生中に車内に長時間留まると、エンジン停止・低体温・燃料切れ・通信遮断などの二次被害のリスクが上昇。体調不良・低体温・ガス欠などの二次被害が起きやすいので、日頃から車内の備えを整えておくと予期せぬトラブルにも冷静に対応できます。

公害・環境汚染

工場の事故・化学物質の流出・有害ガスの発生など、人の健康や生活環境に長期的な悪影響をもたらす災害。目に見えにくく、においや空気の汚染などが徐々に広がるので発生時は焦らないのが鉄則です。

行政や自治体の避難指示・公式発表を確認して、安全圏への移動が第一。マスクや手袋などの防護アイテムを知っておくこと、緊急時の安全確保につながります。

二次・三次災害

During a disaster

ほかの災害をきっかけに発生する連鎖的な被害。発生源を断ち、生活インフラを守る準備が求められます。

何かの引き金による火災

不備や過失によるものじゃなく、地震によるガス漏れや電気ショート、津波による油流出などが原因で起こる火災。初期対応を間違えると、二次災害として大規模な火災に発展することも。揺れや停電揺れを感じたらブレーカーを落とし、避難時はガス元栓を閉めるなどの冷静な判断が被害の拡大を防ぎます。

停電・断水・通信障害

停電・断水・通信の途絶など、ライフラインが止まると「情報・水・電力」という生活の基盤が同時に失われます。これらは「生活を止める三大障害」とも言われており、どれか1つでも奪われると日常が一気に不便に。長期化すると、健康被害や孤立の危険があります。電気や水が使えない環境を見込んで、代替手段を知っておくことが大切です。

感染症の拡大

避難所や仮設住宅など、多くの人が同じ空間で過ごす環境で起こりやすい災害。免疫力が落ちているときほど体調を崩しやすいので、風邪や胃腸炎などの感染症が広がりやすくなります。マスクや手洗いなどの衛生管理を徹底し、休息をしっかり取ることが命を守る行動につながります。

災害の発生前は「減災」で被害を最小限に

いつ・どこで災害が起きるかは誰も予測できません。でも、起きたときの被害を減らす備えは私たちにも可能!どんな種類の災害も、まず意識したいのは「被害をできるだけ小さく抑える」こと。発生前の対策=「減災(げんさい)」を考えてみてください。

  • ハザードマップの活用
  • 住宅・建物の家庭内対策
  • 備蓄と防災グッズの準備
  • 自助・共助・公助の学習

それぞれを少しずつ知って、日常の中で「備える習慣」を自然に続けていきましょう。

ハザードマップの活用

hazard map

ハザードマップを活用して、自宅・職場・学校などよく行く場所ごとにどんな災害が起きやすいのかを確認しておきましょう。浸水・土砂災害・地震・津波などの危険エリアを把握しておくと、いざというときに「どの方向へ逃げるのが安全か」がすぐに判断できます。

ハザードマップは災害の発生が予測される区域とその被害の大きさを地図上で示したもので、市区町村の公式サイトや防災アプリで誰でも閲覧できます。

やることの例
  • 自宅や通勤ルートが「洪水」「土砂」「津波」どの危険区域に該当するかを確認
  • 避難所までの最短ルートと、雨天時に安全な代替ルートを複数確保
  • 高齢者・子ども連れでも移動しやすい経路を検討

ハザードマップは紙の配布物だけじゃなく、スマホアプリや自治体のウェブサイトからも閲覧可能。アウトドア地図アプリのようにGPS機能を活用すれば、現在地から最寄りの避難所までのルートを確認できるので日常的な防災チェックにも役立ちます。

住宅・建物の家庭内対策

Furniture anchoring

自宅の安全性を高めて、災害への耐性をアップさせましょう。特に、地震や台風では家具の転倒やガラスの破損によるけがが多く発生します。

やることの例
  • ガラス窓に飛散防止フィルムを貼る
  • 家具・家電はL字金具や耐震ベルトで固定
  • 懐中電灯やスリッパをベッドの近くに置く
  • ブレーカーの位置を家族全員が把握しておく

戸建て住宅では屋根材・雨どい・排水路の点検、マンションでは避難経路や非常階段の確認も大切。 アウトドア用の収納ボックスや耐水ケースを使うと、防災グッズがコンパクトにまとめられ持ち出しやすくなります。

備蓄と防災グッズの準備

emergency bag

備蓄は、命をつなぐ最初の一歩。災害時はライフラインが止まることを前提に、最低3日分、できれば1週間分の食料・水・生活用品を用意しましょう。

品目1人あたりの備蓄目安備考
飲料水1日3リットル × 3〜7日分ペットボトルやタンクで保管
主食・保存食ご飯・パン・カップ麺など賞味期限を確認して定期入れ替え
電源充電式ランタン・ポータブル電源スマホ・照明の確保に必須
衛生用品ウェットティッシュ・簡易トイレ避難所での衛生管理に重要

※参照元:特集 災害の備え、何をしていますか|内閣府(2025年11月時点)

アウトドア用品には「軽量・防水・耐久」という特徴があり、災害時の備蓄品としてかなり優秀。ソーラーランタン・携帯浄水器・シェラカップなど、日常でも使えるものが多いのでフェーズフリー(平時と災害時の両立)な備えになります。

自助・共助・公助の学習

Disaster Prevention Advisor

自助・共助・公助の3つは、災害時に命を守るための「支え合いの仕組み」です。それぞれの役割を理解して、災害時に孤立しない環境を整えておきましょう。

  • 自助:分と家族の命を守るための備えや行動
  • 共助:地域や近隣との協力・情報共有
  • 公助:行政や消防などの支援体制

災害の初期は、行政の支援(公助)がすぐには届きません。だからこそ、最初の数日は自分たちで助け合える準備をしておくことが大切。自治体の防災訓練や避難所見学に参加したり、地域LINEグループで情報を共有したりするのも立派な共助の形です。

災害の発生中〜落ち着くまでは「防災」で命と暮らしを守る

Disaster Prevention

災害発生前の減災が「備える」段階だとすれば、防災は「その備えを使う」段階!災害が起きた瞬間から被害を最小限に抑え、命と暮らしを守るための行動を意味します。地震・台風・豪雨・停電など、災害の種類によって取るべき行動は異なりますが、共通して大切なのは以下の4つ。

  • 安全確保
  • 情報収集
  • 避難判断
  • 種類に合わせた対応

それぞれを少しずつ知って、混乱の中でも冷静に動けるようになりましょう。

安全確保

災害が発生した瞬間は、命を第一に優先。地震では頭部の保護、台風や豪雨では落下物・倒木からの回避、火災では煙や熱からの避難が何よりも大切です。揺れを感じたらまず「身を低く・頭を守り・動かない」を意識しましょう。

  • 窓ガラスや倒れそうな家具から距離をとる
  • エレベーター使用は厳禁、階段での移動を優先
  • 家の中ではテーブルや机の下に入り、頭部を保護
  • 外出時はブロック塀や看板、電柱などのそばを避ける

ヘルメット・軍手・スニーカーなどの基本装備はすぐ取り出せる場所に。いざという時に探す時間を減らせば、その分早く安全な場所に動けます。家族で「どこに集まるか」をあらかじめ決めておくと、連絡が取れない時でも迷わず合流しやすく、混乱が防げます。

情報収集

災害中は、正確な情報のスピーディな把握が次の判断に直結!SNSの投稿は誤情報が多いので、公式機関や信頼できるメディアの情報を優先して確認しましょう。

情報の種類チェック方法ポイント
緊急速報スマートフォンの災害通知通信障害時も自動受信可能
ラジオ手回し・ソーラー・乾電池式停電時でも情報取得できる
テレビポータブル電源やワンセグ対応端末被害状況の把握に有効
行政情報自治体公式SNS・防災アプリ避難所開設・交通情報などを確認

アウトドアで活躍する手回しラジオ・ソーラー充電器・モバイル電源は、停電時にも情報を得られる頼れるツールです。情報は「集めて終わり」じゃなく「正しい行動に移す」ための手段として活用しましょう。

避難判断

避難は「いつ・どこへ・どの手段で」が命を左右します。危険を感じたら、迷わず早めに避難行動を取りましょう。特に、高齢者・乳幼児・ペット連れの場合は安全なルートと移動時間を日常的に確認しておくと安心。災害時は普段よりも移動に時間がかかり、階段・段差・小さな坂道でも思った以上に負担が大きくなります。

主なステップ
  1. 気象庁や自治体の警戒レベルを確認(レベル3=高齢者避難、レベル4=全員避難)
  2. 自宅や周辺の地形(川・斜面・海岸)をもとに避難方向を決定
  3. 夜間・暴風時は徒歩避難を優先、車は冠水路を避ける

リュック型非常袋・防水バッグ・トレッキングシューズなどのアウトドア用品は、安全な移動を支える防災グッズとして大活躍。日常的に使ったり履いて歩いたりして慣れておくと、避難時にも迷わず行動できます。

種類別に合わせた対応

災害は、種類ごとに行動を変えることが命を守る確実な方法。以下の表を参考に、どの状況で何を優先すべきかを整理しておきましょう。

災害の種類優先行動おすすめ防災グッズ
地震頭を守る→出口確保→情報確認スニーカー・ヘルメット・ラジオ
洪水・土砂早期避難→徒歩で高台へ防水バッグ・レインウェア・長靴
台風・暴風窓際を避ける→停電の準備飛散防止フィルム・LEDランタン
停電・断水電源→水→通信手段の確保携帯浄水器・モバイルバッテリー

それぞれの災害に備えた「本当に役立つ防災グッズ」を持っておくと、発生直後から落ち着くまでの行動がぐっとスムーズに。フェーズフリー(平時にも使える)アウトドア用品を取り入れると、日常生活にも自然に防災意識が根づきます。

防災グッズとしてのアウトドア用品が大活躍!

災害発生時は、防災グッズを「すぐに持ち出せるか」「どれだけ長く使えるか」が生き延びるための大きな分かれ道に!自然の中で不便を快適に変えるために作られたアウトドア用品なら、軽くて壊れにくく、電源がなくても使えるものが多いのでいざという時にも頼れる存在です。

軽くて持ちやすい

Easy to hold

アウトドア用品の最大の特徴は、軽量設計。登山やキャンプで荷物を背負う前提で作られているので、非常持ち出し袋に詰めたものを背負いながら避難するときも負担を減らしてくれます。防災セットを重くしてしまうと、いざという時に動けなくなるおそれがあるので、軽さと携帯性は命を守る性能といっても過言ではありません。

用途代表的な軽量防災アイテム例特徴
照明LEDランタン・ヘッドライト軽くて長持ち、両手が自由になる
水の確保携帯浄水器・折りたたみボトル重い水を運ばず安全な飲み水を確保
収納折りたたみリュック・ドライバッグ軽量・防水で避難にも便利

重くて使いづらい道具だと、避難が遅れたり、途中で持っていられなくなることも。軽くてシンプルなアウトドア用品なら、女性や子どもでも扱いやすく災害が発生したときにスムーズに動けます。

丈夫で長く使える

cooker set

風・雨・日差し・雪などの自然環境に耐えられるように設計されたアウトドア用品は、防水性・耐久性・耐衝撃性に優れているのが特徴。長期間の使用にも耐えられるので、特に停電や断水が長引くようなときに「壊れにくい防災グッズ」として暮らしを支えます。

長持ちしやすいアウトドア系防災グッズ
  • LEDランタン:長寿命バッテリーで連続点灯時間が長い
  • ステンレス製クッカー:火にかけても壊れず、食事作りにも使える
  • ポータブル電源:アウトドア用は容量が大きく、電化製品も使える
  • タープ・テント:避難所や屋外での簡易生活スペースとして活用可能

アウトドア用品は防錆や防汚などの加工が施されているものが多く、メンテナンスも簡単!定期的に掃除するだけで長く使えるので、長期間の備蓄品として理想的。長持ちする道具を選ぶことが「使って備える」という新しい防災スタイルにつながります。

自然と普段から使い慣れられる

water filter

防災グッズは「買って終わり」になりがちですが、アウトドア用品は普段使いがしやすいのも魅力的。キャンプ・ピクニック・車中泊・バーベキューなどの日常のレジャーで使うことで、防災グッズを自然と「使いこなせる道具」に変えられます。

アイテム普段使い例災害時の役割
ポータブルランタン夜の屋外照明・キャンプ停電時の照明確保
折りたたみテーブルBBQや屋外作業避難所での食事や作業台
マルチクッカーアウトドア料理ガス停止時の調理器具
携帯浄水器通勤・登山での水分補給断水時の飲料確保

慣れていれば、いざという時も焦らずに使えて安心!道具を「飾り」にせず「使いこなす」ことで、本当の防災力が育っていきます。

災害の種類別アウトドア用品の選び方

災害にはいくつもの種類があり、命を守るために必要なものも少しずつ違います。それぞれの特徴が分かったら、次はあなたの暮らしに合った防災グッズを選んでいきましょう!

地震

LED Lantern

地震では家具の転倒・ガラスの飛散・停電など、複数の危険が同時に起こります。まずは「頭を守る」「出口を確保する」「明かりを確保する」この3つを意識して備えましょう。

シーン優先ポイントおすすめアイテム
揺れ発生直後頭部保護・転倒物の回避ヘルメット
防災クッション
停電時明かりと通信の確保アウトドア用ヘッドライト
ソーラーランタン
モバイル電源
避難時安全な退避・軽量携行防水リュック
トレッキングシューズ
生活維持調理・温かい食事の確保キャンプ用バーナー
固形燃料ストーブ
平常時の対策家具固定・安全スペース確保L字金具
耐震マット
転倒防止ポール

揺れの発生直後は、落下物やガラス片から身を守るアイテムを。寝室・リビングなど手の届く場所に置いておくと、使うまでのほんのちょっとした時間が短くできます。停電したら、両手が使える便利なヘッドライトで安全に避難。ソーラー充電タイプだと、停電が長引いても太陽光のパワーで使い続けられます。

ガスが止まっても温かい食事で安心できるよう、停止時にもお湯や簡単な調理ができるアイテムもあるとGOOD。日頃から、家具の転倒を防いで逃げ道を確保する環境に整えておくと「減災」につながります。

津波

shoes

津波は地震の直後に発生することが多く、わずかな時間差で沿岸を襲うもの。、高台へ逃げることが最優先なので、必要最小限の荷物が入れられる「防水・軽量・両手が空く」装備を選びましょう。海辺の地域では、ハザードマップで避難ルートを確認し、実際に歩いて距離感を把握しておくのも大切です。

シーン優先ポイントおすすめアイテム
津波警報発令時高台や堅牢な建物へ迅速に避難防水リュック
レインウェア
避難経路移動中軽量装備でスムーズに移動速乾性ウェア
滑りにくい靴
夜間・豪雨時視界の確保と周囲への存在アピール防水LEDライト
ヘッドライト

津波警報が鳴ったら、身軽に動けるように準備。防水素材なら、雨・飛沫・海水から中身を守ってくれるので避難中が快適です。高台や避難所までは、濡れてもすぐ乾く服とグリップの効いた靴で、安全かつ迅速に移動。夜間や豪雨のときは、防水のライトがあれば故障しにくく、暗闇や雨天時でも周囲を照らしてくれるので障害物が回避できます。

火山噴火

LED Lanterns

火山噴火では、噴石や火山灰、火山ガスなど複数の危険が同時に発生。火山灰は粒子が細かく、目・喉・機器のすべてに害を与えるので、呼吸・視界・機器保護の3つを意識した準備が重要です。

シーン優先ポイントおすすめアイテム
噴火発生時呼吸・視界の確保防塵マスク
ゴーグル
降灰中の移動足元の安定と装備保護耐滑登山靴
レインカバー付きバッグ
停電・視界不良時照明と安全移動の確保ソーラーランタン
ヘッドライト

登山やキャンプにも使えるアウトドア用品は、防塵・耐滑・耐久性に優れており、噴火災害への備えとしてかなり実用的です。

噴火してすぐは、防塵性能の高いマスクと隙間の少ないゴーグルで体全体を保護。灰が降っている最中に避難するときも同様の装備を身につけ、耐滑ソールの靴を履いて転倒を防ぎましょう。灰や停電で暗くなったときに備えて、ソーラーランタンやヘッドライトもあれば安心。視界を保ち、避難経路が照らせます。

暴風・豪雨・洪水

Rain suit

暴風・豪雨・洪水は、事前の備えで被害を大きく減らせる災害。屋外の飛散物や冠水の危険が迫る前に、安全な場所へ移動できる準備を整えましょう。アウトドア用品は防水・防泥・高耐久のものが多く、雨風の中でも身を守りながら行動できます。

シーン優先ポイントおすすめアイテム
避難準備段階早めの移動と安全確認防水バッグ
レインスーツ
停電発生時情報と明かりの確保手回しラジオ
防水LEDランタン
避難経路移動中視界・足元の安全確保トレッキングシューズ
ヘッドライト

雨風が強まる前の段階で、避難開始が理想的。防水レインスーツは体温低下を防ぎ、防水バッグは中身を守りながら両手を空けて移動できます。豪雨災害では停電が長引くこともありますが、手回し式ラジオがあれば最新情報を得られますし、ランタンがあれば室内が安全に照らせます。

避難場所への移動中、豪雨だと足元が見えにくく滑落や転倒のリスクが高まるので要注意。グリップ力のある靴とヘッドライトがあれば視界と安定が確保できます。

土砂災害

shoes

崩れてくる土砂は非常に速く、逃げ遅れると命の危険に直結。夜間や雨天時は視界が悪く、足元も滑りやすので「危険を感じたら即避難」ができるように、アウトドア用品の中で防水性・耐滑性に優れたアイテムを備えておきましょう。

シーン優先ポイントおすすめアイテム
雨天・地震後危険区域の早期回避ハザードマップ
携帯ラジオ
避難開始時安全な移動と体温維持防水ジャケット
トレッキングシューズ
夜間・豪雨時視界の確保と仲間との連携ヘッドライト
反射バンド

雨や地震のあとは地盤が緩んでいるケースが多く、再度崩れる危険も。携帯ラジオがあれば、スマホやテレビが使えない状況でも最新の避難情報が得られます。

避難するときは、防水・滑り止め仕様の靴で足元を守り、雨風を防ぐジャケットで体温低下を防止。夜間や豪雨時は、両手が使えるヘッドライトと反射バンドがあれば、安全性を保ちつつ周囲に存在をアピールできます。

雪害

Cooker

雪害によって起きる交通麻痺・停電・水道凍結などは、生活を長期間ストップさせます。そのため「外に出られない時間をどう過ごすか」を前提に、暖を取る・光を確保する・食料を備えることを意識しましょう。

シーン優先ポイントおすすめアイテム
停電・断水時暖と光の確保カセットガスヒーター
LEDランタン
車中泊・避難時体温維持と快眠環境ダウンシュラフ
断熱マット
屋外活動・除雪時滑り止めと防寒スノーブーツ
防水グローブ

アウトドア用品には防寒性・省エネ性・携帯性を兼ねそなえたものが多く、雪害対策にぴったりです。

停電や断水時は暖房や照明が止まるので、ガス式ヒーターやLEDランタンを。アウトドア仕様なら安全性と長時間稼働に優れています。

車中泊や避難時に雪で孤立したときは、睡眠中の体温低下が大きな危険に。ダウン素材の寝袋と断熱マットがあれば、寒冷環境でも快適に過ごしやすくなります。車や自宅周辺の雪かき中も、転倒や凍傷を防ぐためにしっかりと身を守ってください。滑り止め付きブーツと防水手袋があれば、安全も快適も手に入ります。

停電・断水・通信障害

Mobile battery

ライフラインが止まると、数時間で不便を感じ、数日で生活を維持するのが困難に。アウトドア用品をうまく取り入れると、家庭でも無理なく「長期対応できる環境」が作れます。

シーン優先ポイントおすすめアイテム
停電時電源と照明の確保ソーラーパネル
ポータブル電源
断水時飲料・生活用水の確保携帯浄水器
ウォータータンク
通信障害時情報収集と連絡手段の確保手回しラジオ
衛星通信アプリ

停電時は、スマホや家電を稼働させる電源が生命線に。ソーラー充電式や蓄電式のモデルを備えておくと、夜間や長期停電にも対応できます。

断水時は、アウトドア用品として人気の携帯浄水器を使えば、川や雨水も利用可能に。さまざまなシーンに使えるウォータータンクがあれば、調理・手洗い・洗面などにも対応でき、衛生面が維持できます。

通信障害によって電波が不安定なときは、ラジオが確実な情報源。衛星通信アプリやモバイルWiFiを日常的に使っておくと、家族同士の連絡が途切れにくくなります。

災害時に本当に役立てられる備え方は?

Rolling stock

災害は、種類ごとに完璧な備えを目指すよりも、続けられる仕組みを整えることが本当の意味での防災に!買っただけで終わらず、いざという時にしっかり役立つ備え方を実践しましょう!

  • 持ち出し用と備蓄用を作る
  • すぐ取り出せる場所に収納
  • フェーズフリーで使い慣れておく
  • ローリングストックでムダを減らす
  • 定期的にチェック&アップデートする

あなたも無理せず続けられる「暮らしを止めない防災」ができるよう、1つずつ詳しくお伝えしますね。

持ち出し用と備蓄用を作る

防災グッズは「すぐ逃げるための持ち出し用」と「家で生活を続けるための備蓄用」を分けて準備するのが基本。
持ち出し用は、命を守るための最小限の装備を軽くまとめ、両手が自由になるリュックタイプが理想。水・ライト・モバイル電源・救急セット・防寒具など、5分以内に持って出られる配置を意識しましょう。

備蓄用は、停電・断水・通信障害などライフラインの停止が長引くケースに備えるもの。食料・水・衛生用品・燃料・ポータブル電源などを1週間分そろえておくと安心です。アウトドア用品には軽量で耐久性があり、省スペースで収納できるアイテムが多く、備えを無理なく続けやすいのが魅力です。

種別目的代表アイテム
持ち出し用安全に退避するためヘッドライト
防水リュック
救急セット
備蓄用自宅で生活を続けるためポータブル電源
折りたたみタンク
保存食

使い慣れていれば、災害時も焦らず使えます。「防災=特別なもの」じゃなく「日常の延長線で備える」という発想に変えるだけで、無理なく継続できるようになりますよ。

すぐ取り出せる場所に収納

防災グッズは「何を持つか」はもちろん「どこに置くか」でも使える力が大きく変わります。寝室や玄関など、生活動線の中に分散しておくと、夜間の停電や突然の揺れにもすぐ対応できるので安心。重いものは下に、頻繁に使うものは上に置くなど、取り出す順番を意識した整理を意識しましょう。

また、外出中の災害に備えて、通勤・通学バッグのそばに小型の防災セットを用意しておくのもおすすめ。防水性の高いドライバッグや中身が見える透明ボックスなど、アウトドア用収納グッズを使えば中身の確認や管理がしやすくなります。

場所置くものポイント
玄関防災リュック/持ち出し袋最短で避難できる位置に配置
寝室ヘッドライト/スニーカー夜間の揺れや停電でも安全に移動
リビングラジオ/モバイル電源停電後の情報収集と照明確保
車内やバッグ小型防災セット外出先での孤立や帰宅困難に備える

どこに何があるかを家族全員で知っておくことが、いざという時の行動力に。場所ごとに「想定シーン」を意識しておくと、無理なく実践的な配置になります。

フェーズフリーで使い慣れておく

フェーズフリーとは、日常と災害時の「フェーズ(段階)」を分けず、普段から同じアイテムを使っておくという考え方。これを実践しておくと、使い慣れているので災害のときでも迷わず扱え、電池切れや故障にも早く気づけます。

例えば、キャンプでランタンを使う・通勤時に折りたたみボトルを持ち歩くなど、日常の延長で「防災訓練」をしているようなイメージ。アウトドア用品は軽くて丈夫で、耐水性や省エネ性にも優れているので「普段使いもできる防災グッズ」として最適です。

シーン使う道具ねらい
家で停電を想定LEDランタン点灯時間を確認し、操作を覚える
夜間や屋外作業ヘッドライト両手を自由にして安全に作業できる
外出時・通勤時折りたたみボトル給水所から衛生的に水を確保
家族でキャンプポータブル電源電源確保を体験しながら慣れておく

使い慣れた道具ほど、いざという時に安心して使えます。「備える=しまう」じゃなく「使いながら備える」を意識して、暮らしの中に自然と防災を溶け込ませていきましょう。

ローリングストックでムダを減らす

ローリングストックとは「使いながら備える」スタイルの防災備蓄法です。普段の食料や日用品を少し多めに買っておき、使った分だけ補充すると常に新しい備蓄をキープできるのが特徴。「防災用」としてしまい込むのではなく、日常の延長で管理できるのが最大のメリットです。

災害時に慣れない食事や使いにくい道具を使うと、ストレスや体調不良につながることも。いつも使っている食品やアイテムをローリングストックすれば、災害時でも「いつもの味」「いつもの使い心地」で安心して過ごせます。賞味期限切れや使用期限を防ぎやすいので、結果的にムダのない備蓄サイクルがつくれますよ。

分類ストック内容ポイント
食料レトルト食品/缶詰/カップ麺/栄養補助食品普段の食事で消費しながら補充
水・飲料ペットボトル水/スポーツドリンク期限表示を確認し、古い順に使用
生活用品トイレットペーパー/電池/ウェットティッシュ日常消費と同じタイミングで買い足す
アウトドア用品カセットガス/簡易コンロ/LEDランタンレジャーで使いながら動作確認を兼ねる

備蓄は「特別な準備」じゃなく「日常の中にある備え」として習慣化するのが理想。アウトドア用品を取り入れれば、災害時もレジャー時も同じアイテムが活かせるので、収納も管理もスマートに続けられます。

定期的にチェック&アップデートする

防災の備えは、一度そろえて終わりではありません。食品の賞味期限・バッテリーの残量・道具の劣化などは時間とともに変化します。だからこそ、定期的な点検と更新がいざという時の安心に!季節や家族構成の変化にも合わせながら、持ち出し品や備蓄内容をアップデートしておきましょう。

チェックのタイミングは、年2回(春・秋)が目安。季節の変わり目は、気温・服装・災害リスク(台風・雪害など)も変わるので、必要な防災グッズを入れ替えるのに最適です。非常持ち出し袋の中身は取り出して試しておくと、使い方を思い出す訓練にもなりますよ。

チェック項目内容更新の目安
食料・飲料賞味期限/消費期限の確認半年ごとに入れ替え
電池・モバイル電源残量・動作確認3〜6か月ごとに充電・テスト
防災用品破損・汚れ・パーツ欠損年1回の見直し
季節用品防寒具・冷却グッズ・カイロなど季節ごとに入れ替え

点検日をカレンダーやスマホのリマインダーに登録しておくと、忘れずに続けられるのでおすすめ。アウトドア用品は劣化に強く、掃除や充電をするついでに状態を確認できるので「使う+見直す」が同時にできる効率的な防災アイテムです。

災害への備えは一度で終わらない!

防災は「一度そろえて終わり」じゃなく、暮らしの変化に合わせた継続がが大切。家族構成・季節・住まいの環境が変われば、必要な備えも少しずつ変わります。

大切なのは「完璧な準備」よりも「続けられる仕組み」をつくること。今日できる小さな一歩として、まずは家族で「わが家の災害マップ」を作り、非常持ち出し袋を実際に詰めてみることで、足りないもの・重すぎるもの・使いにくいものが見えてきます。

そして、日常でも使える防災グッズを探すなら、国内最大規模のアウトドアショップ「サンデーマウンテン」 へ!軽くて丈夫、防水性・省エネ性に優れた、ブランドの正規品がそろっており「フェーズフリー=使いながら備える」防災を始めるのにぴったりです。

あなたの防災を、もっと自然に、もっと楽しく。サンデーマウンテンと一緒に「使いながら備える防災」をはじめてみませんか?

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SUNDAY MOUNTAINは自分らしくアウトドアを楽しむための
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