停電中の冷蔵庫は何時間もつ?目安4時間と食材を守るアイテム5選

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SUNDAY MOUNTAINの防災特集

突然の停電が発生。冷蔵庫の食材は何時間もつのか、何をどう扱えばいいのかを知って、ムダな廃棄や食中毒の不安を減らせるようになりませんか?

突然の停電による不安から、何度も冷蔵庫を開け閉めしたり、備えておけば助かった食材を傷ませてしまったり。でも、保冷時間の目安や判断の基準を知っていれば、落ち着いて対応できるようになります。

ここでは、

停電したときの冷蔵庫の中身は何時間もつ?
電気が復旧するまでどうやって扱えばいい?

と気になるあなたへ、停電時に冷蔵庫で起こる変化や、冷蔵室・冷凍室がどれくらいもつのかという目安を分かりやすくご紹介。あわせて、日常と防災が兼ねられるアウトドア用品を停電対策にどう活かせるかもお伝えします。自宅の環境に当てはめながら、無理のない備え方を考えていきましょう。

停電直後の冷蔵庫でまず確認したいこと

Immediately after the power outage

停電が起きた直後は、冷蔵庫の中身よりも「どう動くか」を先に決めることが大切。最初の対応で、その後の食材管理のしやすさが変わります。まずは次のポイントだけを落ち着いて確認してください。

  • 冷蔵庫と冷凍庫のドアを開けない
  • 停電した時刻をメモする
  • 室温を確認する
  • 停電情報を確認する
  • 開けるなら一度だけにする

停電中は冷却が止まっているので、むやみに開けず、冷たい空気を庫内にキープ。経過時間が分かれば、冷蔵庫や冷凍庫がどのくらい保てるか判断しやすくなります。部屋の温度は体感で構いません。暑いか寒いかで庫内温度の上がり方が変わります。

復旧の見込みが分かれば対応の優先順位が決めやすくなるので、正しい情報を継続して確認を。どうしても食材やドリンクが必要な場合は、取り出す物を決めてから短時間で済ませます。

停電した冷蔵庫で起こりやすい危険と損失

Danger and Loss

停電で冷蔵庫が止まると「食べて大丈夫か」と「どれを捨てるべきか」で迷いがち。ムダな不安やムダな廃棄を減らすために、まずは停電時に起きやすい危険と損失を知っておきましょう。

停電すると食中毒やムダな廃棄につながりやすい

停電中の冷蔵庫でいちばん怖いのは、見た目では分かりにくい食中毒と、まだ食べられるのに捨ててしまうムダが同時に起きやすいこと。冷蔵室は扉を閉めたままでも安全に保てる時間に限りがあり、目安として電気が切れてから約4時間を超えると、肉・魚・卵・作り置きなどは廃棄が推奨されています。

特に注意したい食材例
  • 生肉、ひき肉、鶏肉、魚介
  • 牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品
  • 卵、マヨネーズ系のサラダ
  • 作り置き、弁当、鍋の残り

停電の時刻や開け閉め回数があいまいだと「怖いから全部捨てる」になりやすく、食費も手間も増えます。溶けた肉汁がほかの食材に付くと、汚れが広がりやすいのも落とし穴。危険が出やすい食材を知っておけば、判断に迷う時間が減らせます。

正しい管理で冷蔵庫内の安全性が保たれる

停電中でも、対応がざっくり決まっていると冷蔵庫の中身が守りやすくなります。ポイントは、冷たさを逃がさないことと、迷いやすい食材を先に把握しておくこと。例えば、扉を閉める、停電した時刻を控える、必要があって開けるなら1度で済ませる、これだけでも判断がブレにくくなります。

見る点目安メモしておくと助かること
冷蔵室電源オフから約4時間まで停電の開始時刻、開けた回数
冷凍室満杯で約48時間、半分で約24時間庫内がどれくらい詰まっていたか

停電が長引きそうなときは、クーラーボックスと保冷剤を使って、冷蔵庫とは別に低温の置き場を用意する方法も。傷みやすい食材をまとめて移すと、庫内の温度上昇がゆるやかにできます。

保存の基準として、冷蔵は4℃前後、冷凍は−18℃以下が目安とされています。これを上回る状態が長く続くほど、食品の安全性が低下。見た目やにおいだけで決めず、経過時間と温度を合わせた判断が大切です。

※参照元:冷蔵庫のかしこい使い方~知ってお得な食品の保存~|農林水産省(2026年2月時点)

停電中の冷蔵庫は何時間もつ?目安を確認

停電中の冷蔵庫の冷却性能は、扉を閉めたままの状態で「冷蔵室は約4時間」「冷凍室は中身が満杯であれば約48時間、半分程度なら約24時間」がひとつの基準とされています。その目安をどのように考えればよいかを具体的に見ていきましょう。

冷蔵室は約4時間(未開封の場合)

冷蔵室は、未開封で約4時間が目安。断熱材で外気を遮り、内部の冷気をしばらく保つ構造になっているためです。ただしこの時間は、扉を開けないことが前提。開閉が増えると外の空気が入り、庫内温度が想像以上に早く上がります。

冷蔵室の基準温度は通常4℃前後で、食品の安全性を考えると10℃以上の時間が長くなるほど注意が必要。時間の感覚を持つだけで、食材の扱いが落ち着いて判断できるようになります。

冷蔵庫で確認したい状態
  • 部屋の温度が高くなっていないか
  • 扉を何回開けたか覚えているか
  • 冷蔵庫内が空きすぎていないか
  • 直射日光が当たっていないか

これらを確認すると、4時間という目安がそのまま当てはまるかどうかが見えてきます。肉・魚・乳製品・作り置きなどは温度変化に弱い食品。室温が高い夏場や庫内に空きスペースが多いときは、より短く考えたほうが安心。目安はありますが、庫内の状況や開閉回数もあわせた確認がポイントです。

冷凍室は約24〜48時間(半分・満杯で未開封の場合)

冷凍室は、満杯で未開封なら約48時間、半分程度なら約24時間が目安。冷凍庫はもともと−18℃前後で保たれており、食品同士が冷やし合うので詰まっているほど温度がキープできます。

停電中でも、氷の粒が残っていたり食品がまだ硬い状態であれば、すぐに廃棄する必要はありません。一方で、完全に溶けて液体が出ているものや肉汁が広がっているときは慎重に判断します。

冷凍室で確認したい状態
  • 手で触って硬さが残っているか
  • 氷の粒が残っているか
  • 液体が出ていないか

電気が復旧したあとに再凍結すると、食感や風味が落ちるだけでなく、安全面にも注意が必要。冷凍室の保冷時間は、外気温や扉の開閉状況によっても変わります。24〜48時間という数字はあくまで目安として捉え、氷や硬さといった実際の状態の確認がポイントです。

※参照元:停電後、冷蔵庫や冷凍庫にある食品はどうすればいいですか?|スペイン食品安全栄養庁 AESAN(2026年2月時点)

停電した冷蔵庫のよくある誤解

Open the door

停電中の冷蔵庫で起こりやすい誤解を知って、どこに注意すればよいかを把握しておきましょう。冷却が止まっても、普段の感覚のまま冷蔵庫を扱ってしまいがち。でも、その思い込みが食中毒やムダな廃棄につながるおそれがあります。

ドアはいつも通り開けても大丈夫

停電中は「少しくらいなら開けても問題ない」と思いがちですが、できるだけ開けないほうが安心。停電すると冷却が止まるため、ドアを開けるたびに外気が入り庫内の冷気が逃げていきます。

開閉による変化
  • 外気が入り、温度が上がりやすくなる
  • 開ける回数が増えるほど、保冷時間が短くなる
  • 冷蔵室より冷凍室のほうが温度の影響を受けやすい

特に夏場や室温が高い環境では、わずかな開閉でも温度が上がりやすくなります。目安とされる保冷時間は、扉を閉めたままの場合の数字。停電中は「何を取り出すか決めてから一度だけ開ける」といった工夫をすると、温度上昇が抑えやすくなります。

食材は少しぬるくなっても食べられる

庫内から食材を取り出して「触って少しぬるいだけなら大丈夫」と判断するのも注意が必要です。細菌は目に見えず、においや見た目だけでは増えているかどうかが分かりません。冷蔵の目安はおおよそ4℃前後で、この温度を超える時間が長いほど食中毒のリスクが高まります。

判断の条件
  • 傷みやすい食品かどうか
  • 停電からの経過時間
  • 扉を開けた回数
  • 室温の高さ

特に、肉・魚・乳製品・卵料理・作り置きは温度変化に弱い食品。冷えているように感じても、内部まで安全とは限りません。迷ったときは、無理をせず処分を選ぶという基準を持っておくと安全。触感やにおいだけで決めず、停電からの時間と保存状況をもとに判断することが安心につながります。

復旧後はすぐに開けて中身を整理しても良い

電気が戻ると、すぐに冷蔵庫を開けて中身を確認したくなるかもしれません。でも、復旧直後は庫内温度がまだ安定していない可能性も。いきなりドアを開けっぱなしにすると、せっかく冷え始めた空気が逃げてしまいます。

復旧後の確認ポイント
  • 通電しているか
  • 完全に解凍された食品がないか
  • 肉汁や液体が出ている食品がないか
  • 冷凍食品に硬さや氷の粒が残っているか

見た目に変化が出ている食品は慎重に判断を。完全に解けてしまったものは避けるほうが無難。確認は「一気に全部」ではなく、優先順位を決めると迷いにくくなります。

停電時の冷蔵庫対策に役立つアイテム例

停電時の冷蔵庫対策は「冷えを保つ」か「早めに使い切る」かの2パターン。それぞれに合った、普段から使い慣れておけるアイテム例を5つご紹介します。冷蔵庫そのものは動かせませんが、保冷環境をつくったり、食材を移したり、早めに調理したりしてムダや不安が減らせます。

強力保冷剤

強力保冷剤は、冷蔵庫内の温度上昇をゆるやかにするための補助アイテム。冷凍庫に常備しておき、停電時に冷蔵室へ移すと冷気が補えます。

Powerful Ice Pack

特に、夏場や室温が高い環境では、冷蔵室の4時間という目安が短くなるので追加の冷源があると安心。冷却持続時間が長いアウトドア用モデルなら、停電対策と日常の買い物保冷が兼ねられます。

大容量クーラーボックス

大容量のクーラーボックスは、冷蔵庫の代わりになる一時的な保冷スペースとして活躍。冷蔵庫の開閉を減らす目的で、傷みやすい肉・魚・乳製品だけをクーラーボックスへ移し、保冷剤と一緒に保管する方法も有効です。

Cooler box

高い保冷力を持つモデルは、外気の影響を受けにくく停電が長引いても安定して温度をキープ。普段はキャンプやバーベキューで使えるので、備えとレジャーが兼ねられます。

ウォータークーラー

ウォータークーラーは、冷たい飲み水を確保しながら保冷源としても使えるアイテム。氷水を入れておけば、内部の冷たさが長時間キープできます。

Water cooler

停電中は冷蔵庫を開ける回数を減らすのが大切なので、飲み物を別に確保できるだけでも大助かり。大容量タイプなら、停電中に家族がそれぞれ冷蔵庫を開けにいく状況が減らせます。

ウォーターボトル

ウォーターボトルは、水を入れて凍らせるだけで保冷剤として活用できるアイテム。冷蔵室やクーラーボックスに入れておけば、温度の上昇をゆるやかにできます。溶けたあとはそのまま飲み水として使えるので、ムダがありません。

Water bottle

軽量で折りたたみできるタイプは、収納場所を取りにくく、日常使いと防災備蓄のどちらにも取り入れやすくなります。

カセットコンロ

カセットコンロは、停電中に食材を早めに消費するための調理手段に。停電時は、冷蔵庫の中身を無理に保存し続けるのではなく、傷みやすいものから加熱して食べるという選択もあります。

Cassette stove

ガスボンベ式なら、電気を使わずに調理できるので停電中でも火を使った対応が可能。普段の鍋料理やアウトドアでも使えるので、備えとして取り入れやすい道具です。

停電時の食材を仕分けと管理方法

Management Method

停電時の食材管理は、大きく3つのパターンに分けて考えましょう。冷蔵庫や冷凍庫の保冷時間には目安がありますが、食品の種類によって状態の変わり方はさまざま。すべてを同じ基準で扱わず「傷みやすさ」で分けると迷いが減らせます。

傷みやすいもの

perishable

最優先で見ておきたいのは、温度変化に弱い食品。停電からの経過時間が長いほど注意が必要で、特に冷蔵室に入れている生鮮食品や調理済み食品は、細菌が増えやすい環境になると急に状態が変わるおそれがあります。

  • 魚介類、刺身
  • 生肉、ひき肉、鶏肉
  • 牛乳、ヨーグルト、チーズ
  • 卵、マヨネーズ系のサラダ
  • 作り置き、惣菜、弁当

冷蔵室が10℃以上の状態で長時間経過していたり、停電から4時間を超えていたりするときは慎重な判断を。見た目やにおいだけで決めず、時間と保存状況を基準に考えることが大切です。

常温保存が効きやすいもの

Store at room temperature

次に確認するのは、温度変化に強めな食品。短時間の停電なら、大きな問題になりにくい傾向があります。

  • ジャム、はちみつ
  • 未開封の調味料
  • 漬物や佃煮
  • 飲料、缶詰
  • 乾物

砂糖や塩分が多いものは、細菌が増えにくい環境になりやすい特徴があります。ただし、開封済みだったり水分が多い食品の中には例外も。冷蔵庫に入れていたからといってすぐ廃棄せず、種類ごとに考えるとムダが減らせます。

状態次第で判断が分かれるもの

Frozen Foods

停電時に迷いやすいのが、冷凍食品や加工食品。見た目に大きな変化がなくても、保存温度や開封状況などの条件が崩れているおそれがあります。

  • 冷凍餃子や冷凍パスタなどの冷凍加工食品
  • ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉
  • かまぼこ、ちくわなどの練り製品
  • 開封済みの総菜やレトルト食品
  • チーズやバターなどの乳製品

冷凍食品が完全に溶けているときは再冷凍を避けたほうが安心。中心部がまだ凍っているときは加熱して早めに食べるという選択も有効です。

停電が半日以上続いたら?

If the power outage continues

停電が半日以上続く場合は「保冷をがんばる段階」から「中身をどう使うかを考える段階」に切り替えを。冷蔵庫の中身より、自分や家族の体調を守ることを優先しましょう。では、具体的な対応をお伝えしますね。

保冷より整理と消費の段階へ

停電から12時間以上経っているときは、冷蔵庫の中身を一度見直して優先順位を決めてください。肉・魚・乳製品・作り置きなどを優先して確認し、加熱できるものはしっかり火を通して早めに食べます。

整理の具体例
  • 冷蔵室と冷凍室を一度ざっと見ておく
  • 今日の食事に使うものを先に決める
  • 何回の食事で使い切るか考えてみる

冷凍食品も、まだ中心部が凍っているなら加熱調理して使い切る選択を。カセットコンロなど、電気を使わない調理手段があれば停電中でも美味しく消費しやすくなります。

廃棄をためらわない

見た目に変化がなくても、生鮮食品は傷みが進んでいるおそれがあります。少しでも不安が残る場合は、無理に使わず廃棄しましょう。冷蔵室の温度が上がっていた可能性がある場合は、迷ったときに「もったいない」を優先しないことが大切です。

状態の具体例
  • 肉や魚から汁が出ている
  • 容器のふたが浮いている
  • パッケージが膨らんでいる
  • 冷凍食品が完全に解凍されている
  • 未開封なのに中身が分離している

怪しいと感じる食品は無理に口にしないほうが安心。もったいなく感じるかもしれませんが、不調が起きると停電中の生活そのものが大きく崩れてしまいます。

再冷凍は慎重に

一度溶けた食品の再冷凍は慎重に考えましょう。冷凍食品が常温に近い状態まで戻っていると、再び凍らせても風味や食感が落ちやすくなります。見た目に変化がなくても、次に解凍して口に入れたときは美味しくないかもしれません。

扱いを慎重に考える具体例
  • かならず加熱して食べるもの
  • 常温にしばらく置いていたもの
  • 表面がやわらかくなっているもの
  • アイスや冷凍フルーツなどそのまま食べるもの

再冷凍は最終手段。保存し直すよりも、早めに加熱してその日の食事に組み込んで使い切るほうが安心です。

日常でできる冷蔵庫まわりの備え

Refrigerator Supplies

今からできる冷蔵庫の中の工夫と対策グッズの取り入れ方を見ていきましょう。停電は突然起こりますが、冷蔵庫の保冷力は日常の使い方を少し見直すだけでぐっと良くなります。

冷気の流れを妨げない詰め方を意識

停電に備えて、普段から冷蔵庫内の空気が通りやすい状態を保っておきましょう。内部はファンで冷たい空気を循環させる仕組み。食品をぎっしりと詰め込みすぎるとその流れが滞り、場所によって冷え方に差が出やすくなります。

押さえておきたいこと
  • 吹き出し口をふさいでいないか
  • 奥に食品を詰め込みすぎていないか
  • 扉ポケットに傷みやすい食品を置いていないか

冷え方にムラがあると、同じ日に入れた食品でも状態の進み方に差が出ます。普段の冷却効率が落ちると、停電時に保てる冷たさも十分に活かせません。

逆に、冷凍室ではある程度詰まっているほうが冷たさを保ちやすい傾向。空きスペースが多い場合は、水を入れたペットボトルを凍らせて入れておくと、保冷の助けになります。

自分が扱いやすい対策グッズを選ぶ

停電対策グッズは、自分が普段から使いやすいものを選びましょう。家族構成や冷蔵庫のサイズに合うかどうかも重要。大きすぎるクーラーボックスや重い保冷剤は、いざというときに扱いづらく防災の負担になりがちです。

押さえておきたいこと
  • 収納場所が確保できるか
  • 持ち運びができる重さか
  • 普段の買い物やアウトドアでも使えるか

例えば、買い物で使えるソフトタイプのクーラーバッグや、水を入れて凍らせられるボトルなど。日常と停電対策の両方で活用しやすいものを普段から使っていれば、いざというときも迷わず扱えます

対策グッズを使い慣れておく

対策グッズを手にしたら、あらかじめ使い方を試しておきましょう。感覚をつかめているだけで、停電時に落ち着いて対応できるようになり、動きがぐっと良くなります。

押さえておきたいこと
  • 保冷剤がしっかり凍るまでの時間
  • クーラーボックスに入る量
  • ガスボンベ1本の調理回数

例えば、買い物帰りにクーラーボックスを使ってみたり、休日にカセットコンロで一品作ってみたりでも十分。冷蔵庫からどれ移すかを想像しながら試しておくと、グッズに入る量や食品の優先度が自然と見えてきます。特別な訓練ではなく、日常の延長でできる範囲から始めることが続けやすさにつながりますよ。

自宅の冷蔵庫と住環境に当てはめてみよう

Home refrigerator

停電中の冷蔵庫がもつ目安として、4時間や24時間とお伝えしてきました。ただ、これはあくまでも一般的なもの。自宅の状況に置き換えて考えてみましょう。同じ数字でも、冷蔵庫のサイズ・部屋の温度・中身の量によって保ち方が変わります。

サイズや性能で保冷力に差が出る

冷蔵庫の容量や機種の違いによって、停電時にどれくらい冷たさを保てるかが変わります。容量が大きいタイプは断熱材も厚い傾向があり、温度の変化がゆるやかに。一方、小型タイプは外気の影響を受けやすく、冷えが戻るまでの時間が短くなります。

確認ポイント
  • 冷蔵庫の容量は何リットルか
  • 断熱性能や冷却方式の特徴は何か
  • 購入からどのくらい年数が経っているか

自宅の条件に合わせて判断の幅を持たせることが大切。まずは、型番や取扱説明書を確認し、自宅の容量と年式を把握しましょう。長く使っている場合は、目安時間をそのまま信じるのではなく少し短めに見積もるなど余裕を持って考えます。

季節や設置場所で温度の上がり方が変わる

季節や冷蔵庫の設置場所によって、冷えの保ちやすさが変わります。気温が高い時期や日差しが当たる場所では、停電後の温度変化が早くなりがち。背面や側面の隙間が十分でないと、放熱がうまくいかず庫内の温度が安定しにくくなります。

確認ポイント
  • 日当たりの強い場所に置いていないか
  • 熱源の近くに設置していないか
  • 壁にぴったり付いていないか

心当たりがある場合は、位置を少しずらす、壁との間にゆとりをつくるなどできる範囲で調整を。設置環境を整えておくだけでも、停電時の温度変化をゆるやかにしやすくなります。

一人暮らしか家族かで対応の優先順位が違う

一人暮らしと家族世帯では食べる量や人数が違うので、停電時に優先する動き方が変わります。一人暮らしの場合は、冷蔵庫の中身が比較的少ないことが多く、残っている食材を把握しやすい傾向。家族がいる場合は、人数分の食事をどう回すかを先に決めておくと迷いにくくなります。

確認ポイント
  • 冷蔵庫の中にどれくらい食品があるか
  • すぐに調理できる環境があるか
  • 家族の人数と年齢

まずは、停電が起きたと仮定して「誰が何を食べるか」を具体的に思い浮かべてみてください。子どもや高齢者がいる家庭では、体に負担の少ないものを優先する視点も大切。すぐに加熱できる環境があるか、消費にどのくらい時間がかかるかを整理しておくと、優先順位が見えてきます。

停電中の冷蔵庫に備えるという選択

停電中の冷蔵庫は、冷蔵室は約4時間、冷凍室は24〜48時間がひとつの目安です。ただし、この数字は未開封が前提の一般的なもの。冷蔵庫のサイズ・季節・設置場所・家族構成などによって保ち方が変わります。

大切なのは、停電してからの経過時間を意識しながら食材を仕分けし、無理のない判断をすること。保冷剤やクーラーボックス、カセットコンロなど、普段のアウトドアでも使える道具があると選択肢が広がります。

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