外出先で「もしものとき」にあわてず行動できる人になりませんか?
防災ポーチは、地震や豪雨などの災害時だけでなく、ケガ・体調不良・電車の遅延・急な天候変化といった日常の困りごとにも役立つ「0次防災」の備え。でも、中身を入れすぎたり詰め方を間違えたりすると、バッグの中の邪魔者になってしまうかもしれません。
そこで、
「防災ポーチには何を入れればいい?」
「どう収納すると持ち歩きやすい?」
と悩んでいるあなたへ、アウトドアは防災の最前線と考える「サンデーマウンテン」が、中身の選び方と収納のコツを分かりやすくご紹介。防災ポーチに入れて日常でも災害時でも活用できる具体的な防災グッズもお届けします。
女性と子ども向けの作り方や、常に続けられる見直し方法もチェックしながら、いつものバッグに「いざという時に落ち着いて行動できる防災ポーチ」を入れてみましょう!
防災ポーチを0次防災として持って行こう!

防災ポーチは外出中の安全と衛生を守る防災グッズ
防災ポーチは、外出先で地震や豪雨などに遭遇したときに備えて、必要最低限の防災グッズをコンパクトにまとめたもの。避難生活のための大荷物じゃなく、数時間〜半日ほどをしのぐための「身の守り方」に寄せるのがポイントです。
入れる物は人によって変わりますが、考え方はシンプルです。
- 安全面:小さなケガの手当て、暗い場所での移動、助けを呼ぶ手段
- 衛生面:手や口まわりを清潔に保つ、トイレまわりの不快感を減らす
- 連絡面:スマホを使い続けるための備え
ポイントは「安全」と「衛生」を同時に守れること。いざという時だけではなく、通学・バイト・部活の遠征でも役立つので、ふだんのバッグに入るサイズ感が大事です。
災害の備えとして「0次防災」が注目を集めている
最近、災害が発生した瞬間に人は必ず外出先にいるとは限らないという現実が広く認識されるようになってきました。
そのため「その瞬間」に手元にある備えとして、注目され始めたのが「0次防災」。自宅にいるときだけではなく移動中・学校・職場など日常のさまざまな場面で突然起こる災害に備えて、身を守るために最低限の防災グッズをいつも携帯するという考え方です。
| 段階 | 何に備える? | 代表例 |
|---|---|---|
| 0次防災 | 外出先での困りごと | 防災ポーチ |
| 1次防災 | すぐ避難するとき | 防災リュック(非常持ち出し袋) |
| 2次防災 | 自宅で数日過ごす | 水・食料・簡易トイレなどの備蓄 |
この中で、防災ポーチはもっとも始めやすい防災の入口。まずは「持ち歩ける量」にしぼって備えると、無理なく防災を続けやすくなります。
外出先で防災ポーチが役立つシーンは?
防災ポーチは、日常生活のトラブルにも災害時の混乱にも、外出中の「困った」を小さくできる備えです。実際に、どんなシーンで防災ポーチが役立つのかを見て、持ち歩く姿をイメージしてみてください。
日常生活
外出先で小さなトラブルが起きても、必要なものはすぐに買えないないかもしれません。そんなときに役立つのが防災ポーチの中にある困りごとを助けるアイテムたち。いつも手元にあるだけで、気持ちがラクになります。
- ケガや体調不良:擦り傷、靴擦れ、頭痛、気分不良などをその場で落ち着かせやすい
- 電車の遅延・渋滞:待ち時間が伸びても、体のつらさや不快感を減らしやすい
- 予想外の雨・風・寒さ:濡れや冷えで集中力が落ちる前に対策しやすい
- 子どものお疲れモード:ぐずりや不機嫌の“きっかけ”を減らしやすい
日常の「困りそう」を先回りできるのが防災ポーチの強みです。
災害時
外出先で災害が起きると、状況が分からないまま長時間待つことになるかもしれません。そんなときに役立つのが防災ポーチの中にある今の状況を判断をサポートしてくれるアイテムたち。安全確保・衛生・連絡手段の不安を減らし、適切に行動しやすくなります。
- 公共交通機関の停止による帰宅困難:移動できない時間を落ち着いて過ごしやすい
- 突然の地震によるケガや情報不足:軽いケガの手当てと情報確認の準備がしやすい
- 避難所へ行くかどうかの判断:すぐ動くか待つかの間、身の回りを整えやすい
- 豪雨や台風による足止め:濡れや冷え、不快感を増やさない工夫がしやすい
- 停電による夜間の移動:暗さへの不安を減らし、周囲を確認しやすい
ここで大事なのは、長期の備えではなく「その場をしのぐ」ための現実的な中身です。
毎日持てる防災ポーチの選び方
防災ポーチは、高価なものや特別な形である必要はありません。あなたのバッグや生活に合ったポーチの選び方を参考に、無理なく毎日の備えを続けましょう!サイズや素材選びを間違えると、重くて持たなくなったりいざという時に壊れて使えなかったりします。
バッグに無理なく入るサイズと形状
毎日持てる防災ポーチは、バッグの中で邪魔にならないサイズと形状が前提。大きすぎると重さやかさばりが気になり、結局持ち歩かなくなりがちです。
- トートやリュック → 薄型で平たい形
- ショルダーや通学バッグ → 縦長で取り出しやすい形
扱いやすいのは、長財布や文庫本に近いサイズ感でマチが広すぎないもの。ファスナーは、片手でも開けやすい形状だと外出先で慌てにくくなります。毎日の動きに自然になじむかどうかを基準に選びましょう。
ポーチ本体が壊れない素材と加工
防災ポーチを持ち歩く環境は、バッグの中でほかのもので押されたり雨に濡れたりと意外と過酷。破けたり中身がずぶ濡れになったりしないように、見た目だけじゃなく素材や加工も重視したいポイントです。
- 生地が薄すぎない
- 縫い目がしっかりしている
- ファスナーが引っかかりにくい
向いているのは、摩擦に強く、汚れても手入れしやすい「ナイロン」「ポリエステル」などの軽くて強い素材。防水加工やはっ水加工があれば、急な雨や飲み物のこぼれにも対応しやすくなります。
迷ったらアウトドア用ポーチ
アウトドア用品は屋外での使用を前提に、持ち歩きやすさと強度の両方を意識したつくり。どれを選べばよいか迷ったときは、アウトドア用ポーチを基準に考えると失敗しにくくなります。
- 長時間持ち歩いても負担になりにくい
- 汚れや水に強い設計が多い
- シンプルで中身を整理しやすい
防災ポーチ専用でなくても、こうした条件を満たしていればOK。普段使いできるデザインを選ぶと、毎日持つ習慣が自然に続きます。
おすすめ防災ポーチ
ここでは、毎日持ち歩きやすく、防災ポーチ本体として使いやすいタイプのポーチを紹介します。バッグに無理なく入るサイズや、中身の整理がしやすい仕様のものをピックアップしました。必ずこの商品でそろえる必要はなく、サイズ感や用途の参考としてご覧くださいね。

この3サイズセットは、ポーチ本体というより整理用として使いやすいポーチセット。耐久性の高いTPUラミネート素材と防滴ファスナーで、外出先でも中身を守りながら収納できます。サイズ違いを使い分けることで、防災ポーチ内を役割ごとに整理しやすくなります。

目をひく蛍光カラーで、荷物の多いカバンの中で探し出しやすいファスナーポーチ。マチ付きで中身が見えるので、衛生用品や細かな小物をまとめる用途に向いています。素材は完全防水ではありませんが、水をはじくので多少の雨なら中身を濡らす心配がありません。

シンプルな角形で形が崩れにくく、適度な透明感もあり、防災ポーチ本体として使いやすいアイテムです。軽量ながら丈夫な素材を使用しており、バッグの中でも安定して収まります。中身を立てて収納しやすいので、必要なものを迷わず取り出しやすいのが特長です。
防災ポーチの中身を入れる前に考えよう!
防災ポーチを作るときは「何を入れるか」よりも先に「どう使うか」「どれくらい持ち歩けるか」を考えましょう!
ここを飛ばして中身を詰めてしまうと、重くて使わなくなったり、本当に必要な場面で役立たなかったり。きちんと前提条件を決めておけば、毎日無理なく持ち続けられる防災ポーチが完成します。
適正重量は300g〜500gが目安
防災ポーチを毎日持つ前提なら、中身を入れた総重量は300g〜500g程度を目安にしましょう。感覚的にはスマホ1台分から少しプラスしたくらいで、通学や外出の負担になりにくい量。全体的に重すぎるとバッグに入れっぱなしにしづらくなります。
- 長時間の外出でも疲れにくい
- バッグを替えても入れ替えやすい
- 「今日は置いていこう」となりにくい
防災ポーチは災害用ではなく、日常に溶け込ませる備えだと意識すると重さの基準が見えてきます。
入れるものを厳選して軽量化
防災ポーチの中身は、使う可能性が高いものだけを選びましょう。たくさん入れるほど安心に見えますが、詰め込み過ぎは逆効果。ムダなものが増えてしまい、持ち歩くのがストレスになったりいざという時に取り出しにくかったりします。
- 代用できるものは1つにまとめる
- サイズや重さが小さいタイプを選ぶ
- 使用頻度が低いものは防災リュックに回す
軽量化とは我慢することではなく、必要な機能を残したままムダを減らすこと。あなたの外出時間や行動範囲を思い浮かべながら、本当に必要かを1つずつ確認してみてください。
防災リュックと併用する
防災ポーチの中身をシンプルにするために、防災リュックとの役割を分けてどちらも備えておきましょう。
- 防災ポーチ:外出先でその場を落ち着いてしのぐ
- 防災リュック:自宅や職場から避難するときに使う
このように分けると、防災ポーチは軽さと持ち歩きやすさが保てます。重なるアイテムはどちらに入れるかを決めておくと、いざという時も迷いません。
防災ポーチに入れる基本セット完全リスト
防災ポーチの準備は、役割ごとに考えるとスムーズに進みます。
- 命と安全を守る
- 情報・連絡手段を確保する
- 衛生・トイレ・不快感を減らす
- 最低限の食料・エネルギーを補給する
それぞれのポイントを詳しく確認しながら、あなたの生活スタイルに合うものを厳選してみてくださいね。
命と安全を守る
外出先では、まず自分の身を守ることが最優先。その場で落ち着いて対応できる最低限の安全対策を入れておきましょう。大きな災害じゃなくても、転倒・落下物・ガラス片などでケガをするおそれがあります。ケガと安全確保を優先すると、状況が悪化するのを防ぎ、次の判断につなげやすくなりますよ。
おすすめ防災グッズ
外出先でケガや不安な場面にすぐ対応できる、防災ポーチに入れやすい「命と安全を守るグッズ」を紹介します。どちらも、軽量サイズでバッグに入れやすく、いざというときの安心感につながりやすいのが魅力。必ずこれをそろえる必要はなく、必要なシーンをイメージしながら参考にしてください。

小さくてかわいらしく見える「笛」ですが、少ない力で「ピーっ」と鳴らせる防災設計。緊急時に体力が奪われたり声が届きにくかったりする場面で、音で助けを呼びやすいアイテムです。普段はアクセサリーとして身につけられるので、外出先でも違和感なく持ち歩けます。

コンパクトながら明るさが調整できる高性能LEDライト。暗い場所で周囲を確認したり、停電時の移動で障害物を避けたりできます。USB充電式で電池交換不要なのも、防災ポーチの中身としてぴったりな理由。軽量で、普段のバッグにも違和感なく入ります。
情報・連絡手段を確保する
災害時の不安が強くなりやすい理由のひとつが、情報や連絡手段が途切れること。防災ポーチには、正しい最新情報を確認し、最低限の連絡を続けるための備えを入れておきましょう。
外出先では電源が限られるので、スマホを支える備えがあると落ち着いて状況を見極めやすくなります。また、万が一スマホが使えない状況でも、自分の情報を周囲に伝えられる備えがあるとより安心です。
おすすめ防災グッズ
外出先で、情報と連絡を支えるために防災ポーチに入れやすいアイテムを紹介します。どちらも、コンパクトで、外出時に無理なく持ち歩けるのが魅力。電源を補助するものと、身につけて情報を伝えられるものを組み合わせれば、スマホに頼りきらない備えができます。

防水・防塵・耐衝撃設計のモバイルバッテリー。軽量で防災ポーチに収まりやすく、屋外でも安定してスマホが充電できます。容量は5000mAhで、スマホが約1回充電可能。外出先で突然電池が減ったときにも頼りになります。

防災ポーチに入れておきたい医療情報・緊急連絡先を記入できるIDバンド。軽量で水に強い防水シート付きなので、外出先や災害時でも自身の情報を確実に伝えやすく、救助や手当てに役立ちます。
衛生・トイレ・不快感を減らす
外出中にトイレの順番が長引いたり、水場が使えない状態になったりすると一気に不快さが増えてしまいがち。小さなストレスを未然に減らして落ち着いて行動するために、防災ポーチには我慢しすぎない衛生対策を入れておきましょう。人は清潔感やトイレ問題でストレスを感じると、体力も気力も早く消耗します。
おすすめ防災グッズ
外出先でも使いやすい衛生対策アイテムを紹介します。どちらも、防災ポーチに入れておくと不快感が和らぎ落ち着いて過ごしやすくなるのが魅力。使用する場面や持ち歩く環境を想像しながら選ぶと、無理なく携帯できるものがGETできます。

1枚で体全体を拭ける大判サイズのボディシート。アウトドア向けに作られたもので、汗や汚れが気になるときや手洗いできない状況で、さっと全身を拭いて清潔感を保てます。個包装タイプなので1枚ずつ持ち運びやすく、乾燥を防ぎやすいのも魅力。森林の香り付きで気分のリフレッシュにもなります。

水がなくても用を足せる、簡易的な使い捨てトイレ袋。防災ポーチにはそのまま入りませんが、未開封の状態で小さく折りたたんで収納すれば、外出先でのトイレ不通時や混雑待ちの不快感対策に活躍します。約700mlの吸水量で、大なら1回、小なら2〜3回分の処理が可能です。
最低限の食料・エネルギーを補給する
外出先で災害が起きたら、お腹を満たすことよりも「行動を続けるための最低限の水分とエネルギーの確保」が大切。防災ポーチには、少量でもすぐ口にできるものや体を内側から支えるもの入れましょう。空腹で血糖値が下がると集中力や体力が落ち、判断力が鈍りやすくなります。
おすすめ防災グッズ
防災ポーチに入れやすい、軽量で扱いやすい補給アイテムを紹介します。どちらも、短時間の足止めや移動中でも無理なく使えて、空腹や体力低下を感じにくくなるのが魅力。普段から試して風味を知っておくと、いざという場面でもお腹を満たしやすくなります。

外出先で手軽にエネルギーを補給できる携行食。個包装で持ち運びやすく、バッグの中でもつぶれにくいのが魅力です。甘さや塩味があるものを選んでおくと、空腹時だけじゃなく疲れを感じたときの気分転換にも大活躍。防災ポーチには「すぐ食べられるもの」を少量入れておくと安心です。

川や湖などの自然水を、その場で美味しい飲み水に変えられる安全な携帯浄水器。2段階の浄化システムで、災害時や外出先で水が手に入りにくい場面でも美味しい水を確保できるのが魅力。軽量でコンパクトなので防災ポーチに収まりやすく、体調管理や行動の継続につなげられます。
防災ポーチの中身は季節や行き先に合わせよう!
防災ポーチは、季節や行き先に合わせて中身を調整すると不安や不快感がさらにダウン!暑さ・寒さ・移動手段の違いは体への負担につながるので「その時の自分」に合うようにカスタマイズしていきましょう。
冬・夏で入れ替えるアイテム一覧

冬と夏では、体調を崩しやすいポイントがまったく違います。防災ポーチがいつでもすぐに使えるように、それぞれの季節に合わせて中身を入れ替えましょう。
- 使い切りタイプのカイロ
- 薄手の防寒シートや保温シート
- 手や唇の乾燥を防ぐ保湿アイテム
- 濡れ対策としての小さなビニール袋
冬は冷えと乾燥が体調不良につながりやすいので「温める」「濡らさない」ことを意識して入れ替えると安心です。
- 冷感タオルや薄手のタオル
- 汗拭き用のウェットシート
- 日差しを避けるための簡易対策用品
- 脱水を防ぐための経口補水系タブレット
夏は汗や熱で体力が奪われやすいので「拭く」「冷ます」「水分を補う」方向のアイテムが役立ちます。
行動パターンで変えるアイテム一覧

その日の行動ごとに防災ポーチの中身を少しだけ変えましょう。毎回すべてを見直す必要はありません。あなたが「よくある外出シーン」を基準に考えると、持ちすぎや入れ忘れが防ぎやすくなります。
- 体調を整えるための衛生用品
- 目や口の乾燥を防ぐアイテム
- 長時間待つことを想定した軽食
- 雨対策としての簡易防水アイテム
- 風や寒さを防ぐ薄手の羽織り
- 汚れた手を拭ける衛生用品
- 子どもが安心しやすい小物
- すぐ使える位置に入れた衛生用品
- 体調変化に気づいたときに使えるアイテム
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル
- 小型ライト
- 連絡先メモ
行動パターン別に「この日はこれを足す」と決めておくと、防災ポーチの入れ替えが習慣になります。
女性の困りごとを減らす防災ポーチの作り方
防災ポーチは誰にとっても同じ中身が正解とは限りません。外出時に感じやすい不安や不便は、人や生活スタイルによってさまざま。ではまず、女性が作るときに意識しておきたいポイントを3つ見ていきましょう!
トラブルの想像力を働かせる
女性向けの防災ポーチは、普段の暮らしで起こりやすい困りごとを想定して中身を決めるのがポイント。理由は、その場で声に出しにくいトラブルが重なりがちなため。大きな災害はもちろん、体調の変化・人目が気になる状況・予定外の足止めなど、日常に近いシーンを想像すると必要なものが見えてきます。
例えば、突然の体調不良で座りたいとき・トイレに行きづらいとき・生理でお腹や腰が重たいときなど。事前に想像して備えておくと「あって助かった」と感じる防災ポーチが完成します。
目立たずさっと使える中身を重視する
女性向け防災ポーチの中身は、使いやすさだけじゃなく「周囲の目を気にせず使えるか」も重要です。理由は、人前で大きく広げたり音を立てたりすることに気を遣う人が多いため。静かにさっと取り出せる中身にしておくと、迷わず使えて気持ちにも余裕が生まれます。
例えば、個包装で静かに使える衛生用品・中身が見えにくいケース・使用頻度が高いものを手前に配置など。ちょっとした工夫が使いやすさにつながり、安心して対応しやすくなります。
毎日持ち歩ける軽さとサイズを基準にする
女性向けの防災ポーチでいちばん大切なのは「普段のバッグに無理なく入るサイズ」と「持っていることを忘れるくらいの軽さ」です。どんなに中身が充実していても、大きすぎたり重すぎたりすると普段から邪魔だと感じてしまいバッグを替えたタイミングで入れなくなりがち。そのまま持ち歩かなくなってしまいます。
トラブルの想像や目立たず使える中身も大切ですが、すべては「毎日持てる」範囲で整えるのが大前提。必要なものを詰め込みすぎず「最低限これがあれば安心」と思えるラインを決めると続けやすくなります。
子どもが安心して持てる防災ポーチの作り方
次に、子どものための防災ポーチを作るときに意識しておきたいポイントを3つ見ていきましょう!
自分だけで出して使えるものを選ぶ
子ども向け防災ポーチでは、大人の手助けがなくても使えるかどうかが重要。ファスナーが固すぎないか・包装が開けにくくないか・使い方がシンプルかなどを基準に中身を選びましょう。いざという時に「どうやって使うの?」と迷ってしまうと、不安が大きくなります。
自分で使えるという感覚は、子どもの安心感を支える大きなポイント。事前に一緒に中身を確認し、使い方を軽く話しておくと、子ども自身が防災ポーチを信頼できる存在として感じやすくなります。
年齢と行動範囲に合わせて中身を入れ替える
子ども向け防災ポーチは、成長に合わせて中身を変えていく前提で考えておきましょう。低学年の子どもは体調や気分の変化が出やすく、高学年になると移動範囲が広がって帰宅が遅くなることもあります。
年齢や行動範囲によって変わる困りやすいシーンに合わせて、中身を少しずつ見直すと防災ポーチが無理なく使い続けられる存在に。「1度作ったら終わり」じゃなく「今の子どもに合っているか」を定期的に確認すると安心につながります。
安心できるかどうかを最優先に考える
子ども向け防災ポーチで一番大切なのは「これがあるから大丈夫」と感じられること。内容が充実していても、子ども自身が怖がったり、意味が分からなかったりすると安心にはつながりません。
例えば、見慣れない道具ばかりよりも、普段から使ったことのあるものや触ると気持ちが落ち着くものが効果的。防災ポーチは不安を思い出させる存在ではなく、気持ちを立て直すための「お守り」のような役割を意識して作ると、子どもにとって受け入れやすくなります。
防災ポーチに中身を収納してみよう

防災ポーチの中身をそろえたら、一旦すべて取り出して収納方法を考えてみてください。外出先では、落ち着いて中身を広げる余裕がないかもしれません。
取り出しやすさを最優先
防災ポーチの収納で最も大切なのは、迷わず取り出せること。キレイに詰めるより「使う頻度が高いものを手前に、使用頻度が低いものを奥に」と考えましょう。外出先で困ったときは、スピードと分かりやすさが安心感につながります。
例えば、衛生用品やライトなどはすぐ使う可能性があるのでファスナーを開けてすぐ触れる位置に。一方、ホイッスルなどの災害時にのみ使うものは奥側で問題ありません。また、ポーチの中で物が重ならないよう、薄いものはまとめて立てるようにすると探す手間が減ります。
形状に合わせた詰め方例
防災ポーチは形状によって、詰め方のコツが変わります。中身を取り出しやすくするために、あなたが使いたいポーチの形に合わせて収納方法を考えましょう。
薄型ポーチ:重ねすぎず、カード状やシート状のアイテムを中心に配置する
マチ付きポーチ:底に安定するもの、上に軽くて使う頻度が高いものを入れる
余裕があれば、小さな袋や仕切りを使って「安全」「衛生」「連絡」など役割ごとに分けておくと頭の中で整理しやすくなります。見た目を整えるより、「どこに何があるか自分で説明できる状態」を意識することが実用的な防災ポーチにつながります。
防災ポーチの中身は定期的にメンテナンスを
防災ポーチは、作ったあとに放置してしまうと「いざというときに使えない備え」になりがち。外出先で本当に役立つ状態を保つために、必要なタイミングで中身をメンテナンスしていきましょう。
見直すタイミングの目安
防災ポーチを見直すタイミングは、生活に変化があったとき。以下の3つを目安にしておくと、忘れずに確認しやすくなります。
- 季節が変わるとき
- バッグを替えたとき
- 通学や通勤スタイルが変わったとき
例えば、季節が変わるときは、暑さや寒さへの備えが今の中身で足りているかをチェック。夏なら汗対策や体調ケア、冬なら防寒アイテムが入っているかを見直すと安心です。バッグを替えたときは、ポーチのサイズや重さが合っているかをチェック。以前は入っていたのに、新しいバッグでは邪魔になってしまうおそれがあります。
通学や通勤スタイルが変わったときは、移動時間や行動範囲に合った中身になっているかを確認。電車移動が増えた、滞在時間が長くなったなどの変化に合わせて少し調整するだけでも、防災ポーチの使いやすさがぐっと高まります。
定期的に交換が必要なアイテム
防災ポーチの中には、時間が経つと使えなくなるものがあります。見た目に変化がなくても、性能や衛生面が落ちているおそれがあるので注意して見ておきましょう。
- 食品やエネルギー補給用
- 電池や充電アイテム
- 衛生用品
食品やエネルギー補給用のアイテムは、賞味期限が過ぎていないか味や状態に問題がないかをチェック。期限が近いものは日常で使い、新しいものに入れ替えると無駄がありません。除菌シートやウェットティッシュは、乾燥度合いをチェック。個包装でも、長時間バッグの中に入れておくと潰れて開封しづらくなっているおそれがあります。
電池を使うライトや機器類も、動作確認が欠かせません。モバイルバッテリーは定期的に充電状況を確認し、残量が極端に減っていないかを見ておくと安心。電源が入るか、明るさは十分かも試しておくと安心です。
いつものバッグに「安心」を入れておこう|防災ポーチから始める備え
防災ポーチは、毎日の外出にそっと寄り添い、日常の困りごとから災害時の混乱までをやわらかく支えてくれる存在です。本記事でご紹介した基本セットを土台に、季節や行き先、家族構成に合わせて中身を調整し、定期的に見直す。この積み重ねで、外出先での安心感をグッと高めていきましょう!
防災ポーチ作りで大切なのは、「完璧にそろえること」ではなく、「今の自分に合っていること」。重さやサイズ、使いやすさを意識しながら、自分の生活スタイルに無理なくなじむ形を選ぶことで、持ち歩くこと自体が習慣になります。そして、そのベースとして役立つのが、耐久性や軽さ、使いやすさを考えて作られているアウトドア用品です。

サンデーマウンテンでは、日常でも使いやすく、耐久性・軽さ・使いやすさを考えて作られているアウトドア用品を幅広く取り扱っています。防災ポーチ本体はもちろん、中身として活躍するライトや衛生用品、エネルギー補給アイテムなども、アウトドアの現場で磨かれた品質が魅力。
外出先で本当に使える備えをするために、アウトドア用品の視点から防災ポーチを整えてみるのも1つの方法です!
防災ポーチ基本セットチェックリスト(保存版)
下のチェックリストは、外出先で役立つ最低限の内容に絞っています。すべてを完璧にそろえる必要はなく、「自分の防災ポーチに入っているか」を確認するための目安として使ってくださいね。

























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