防災グッズの収納アイデア決定版!見た目も安心も諦めない備え方

Disaster prevention goods Storage
SUNDAY MOUNTAINの防災特集

あなたの家の収納は、いざというときに本当に機能しますか?

防災グッズをそろえた人やこれから備えたい人は「どこにどう置くか」に悩みがち。限られた収納スペースの中で、いざというときにすぐに取り出せられるようムダなく整理したいと思いませんか?

家の中で邪魔にならず、おしゃれなインテリアになじむものならより快適で安心!防災グッズの美しい収納術を知っておくと、普段から身近に感じつつ災害時はスピーディーに取り出せるようになります。

ここでは、

防災グッズはどうやって収納すればいい?
どんな防災グッズを準備すればいい?

とお悩み中のあなたへ、国内最大規模のアウトドアショップ「サンデーマウンテン」が、防災グッズを生活空間に溶け込ませる美しい収納方法をご紹介。家族構成や生活環境に合わせた上手な備え方もお届けします。

今こそ、防災収納のあり方を見直すタイミング!防災グッズが「使える状態」に整えられるように、命を守る収納術を身につけましょう。

  1. 防災グッズの美しい収納術で活用できる状態に
    1. 防災グッズは生活の中に溶け込ませるもの
    2. 防災グッズの収納は命を守る行動計画
  2. 防災グッズの役割を知ろう
    1. 持ち出し用防災グッズは避難時の装備
    2. 備蓄用グッズは生活維持のための物資
    3. 収納場所を分けると混乱を防ぎやすい
  3. 防災グッズはどこに何を収納すると安心?
    1. 緊急時に持ち出すための最前線「玄関」
    2. 保存食や水の保管に適した「キッチン」
    3. 子どもが扱えるグッズは「子ども部屋」
    4. 家族で共有しやすい「リビング」
    5. 夜間災害に備える「寝室」
    6. 大型用品や予備備品は「屋外収納」
    7. 移動時や車中泊に備える「車内」
  4. 防災グッズを安全で取り出しやすく収納するなら?
    1. コンテナボックスは積み重ねられて移動が簡単
    2. スチールラックは整理整頓と耐震対策に
    3. 家具一体型なら空間とデザインが融合
  5. 防災グッズの収納アイデア
    1. おしゃれな防災ライフを演出する「見せる収納」
    2. 備蓄と消費を両立する「ローテーション収納」
    3. 混乱しないための「パーソナルボックス」
    4. 空間にムダを作らない「すき間収納」
  6. 防災グッズにアウトドア用品が大活躍!
    1. 機能性・快適性・日常性が両立できる
    2. 災害時に役立つ収納しやすいアウトドア用品
      1. テント・タープ
      2. 寝袋・マット
      3. モバイルバッテリー
      4. ランタン・LEDキット
      5. クッカーセット・キャンプコンロ
  7. 防災グッズにもなるアウトドア用品の収納場所アイデア
    1. 持ち出し用とアウトドア用品を一緒に「玄関クローゼット」
    2. 見せる収納で災害時に日常の延長線にできる「リビング」
    3. 日常生活を邪魔しない「ベッド下・デッドスペース」
    4. 大型アイテムに最適な「ガレージ・物置」
  8. 防災グッズ選びは人数や暮らしに合わせて最適化しよう
    1. 家族の人数と年齢に応じた目安量
    2. 乳幼児・高齢者・持病がある人への配慮
    3. 停電や断水が続く1週間の乗り切り方を考える
    4. 期限をムダにしないローリングストックを実行
  9. 防災グッズの収納チェックリスト
    1. 最低限必要なアイテム一覧(3日〜1週間分)
    2. 防災リュックの中のアイテム一覧
    3. 定期チェックの重要ポイント
  10. アウトドア用品で美しい収納をやってみよう!

防災グッズの美しい収納術で活用できる状態に

disaster prevention goods

防災グッズは生活の中に溶け込ませるもの

防災グッズは備えるだけでは不十分。実際の災害時に役立てるためには「いつでも使える状態で」「家の中で邪魔にならず」「生活に自然になじんでいる」ことが重要です。

押し入れの奥にしまい込まれた非常用持ち出し袋や、使い方がわからないまま放置された防災用品。これらは災害時に活用できません。

生活空間の中に自然に取り入れる方法として、次のような工夫があります。

生活空間防災グッズとインテリアの融合例
リビングランタンを間接照明として使用
収納付きスツールに備品を収納
キッチン保存食をローリングストックで管理
棚にラベルで種類を明記
玄関防災リュック・スリッパ・ヘルメット
シューズボックス内に配置
子ども部屋子ども用の軽いリュック
お気に入りのぬいぐるみと一緒に収納
寝室枕元に懐中電灯と防災ラジオを配置

このように「防災=特別なもの」と分けて考えず、暮らしに組み込む感覚が重要。インテリアになじむデザイン性の高いアウトドア用品を選ぶと、見栄えを損ねずに備えが充実させられますよ。

防災グッズの収納は命を守る行動計画

防災グッズの収納は、見た目だけ備えても安心できるとはいえません。いざというときに、ちゃんと使える形になっているかどうかが本当に意味のある備えにつながります。

  • いつ
  • 誰が
  • どのように

そのグッズを使うのかを事前にイメージした「行動設計」が収納計画に反映されていなければ意味がありません。

命を守る収納設計に欠かせないポイントをご覧ください。

即時性停電・夜間・揺れの中でも迷わず手に取れるか
家族内の共有誰がどのグッズを使うかを全員が知っているか
優先度の明確化一次避難用、在宅用、補助装備など目的別に整理されているか
視覚的管理のしやすさラベリング、色分け、収納ケースの透明性などで判断できるか

このほか、防災グッズの収納は1カ所集中じゃなく「分散型」が基本!玄関・寝室・キッチンなどの複数の場所に分けておくと、災害によって特定のエリアにアクセスできないときでも対応しやすくなります。

収納計画を立てるときは、できれば実際に家族で防災訓練を。想定される動線に対してグッズの配置が適切かどうかを確認すると効果的です。収納はただの整理整頓じゃなく、命を守るシナリオの一部であると認識しましょう。

防災グッズの役割を知ろう

Role of Disaster Prevention Goods

防災グッズは「そろえること」が目的ではありません。大切なのは、災害発生時に実際に機能し、家族の命と生活を守るという役割を果たすこと。そのため、防災グッズは「いつ、誰が、どのように使うのか」を考えた準備が必要です。

防災グッズには大きく分けて2つのタイプがあります。ひとつは「避難のための装備」として使う持ち出し用防災グッズ。もうひとつは「自宅避難のための生活物資」として備える備蓄用防災グッズです。

まずはこの2種類をはっきりと区別させて、災害時の混乱を最小限に抑えつつ迅速かつ適切な行動ができるようになりましょう!

持ち出し用防災グッズは避難時の装備

持ち出し用防災グッズは、地震や火災などによる自宅からの避難に必要な装備をまとめたもの。想定されるのは、災害発生直後の一次避難行動。目的は、身軽にすぐに持ち出せること、避難先で最低限の生活が送れることです。

持ち出し用の代表的なアイテム理由・目的
飲料水(500ml〜1L)脱水症状の予防
非常食(レトルト・缶詰)調理不要で即食できる
懐中電灯・ヘッドライト停電時の移動に必須
モバイルバッテリー通信手段の確保
簡易トイレトイレの使用が困難なときに便利
救急セット怪我の応急処置用
マスク・除菌シート感染症や衛生対策
防寒具(ブランケットなど)夜間や冬場の避難所での寒さ対策

アウトドア用品では、軽量の寝袋や携帯浄水器、登山用コンパクトストーブなどがこのカテゴリに当てはまります。使い慣れておくと、避難生活中も安心して使えますよ。

備蓄用グッズは生活維持のための物資

備蓄用防災グッズは、自宅で数日間生活するために必要な生活維持のための物資です。ライフライン(電気・ガス・水道)が止まった状態でも、ある程度快適に過ごせるように準備しておきましょう。

災害直後は、避難所に行くのが困難だったり自宅の方が安全だったり。家にとどまる選択をしたときに、この備蓄用グッズが命綱となります。

備蓄用の主なアイテム必要な理由
飲料水(1人1日3L × 7日分)調理・衛生・飲料用途
保存食(アルファ米・缶詰)長期保存でき調理が簡単
カセットコンロ+ボンベ調理や湯沸かしが可能
トイレットペーパー・簡易トイレ衛生対策
ポリ袋・ラップ・ティッシュ多目的に活用可能
毛布・カイロ・防寒着冬場の寒さ対策
手回しラジオ情報収集手段の確保
洗面用品・生理用品衛生管理の継続

アウトドア用品では、ポータブル電源・折りたたみテーブル・簡易シャワーキットなどが大活躍!キャンプ用として販売されているものの、災害時にも高い実用性を発揮します。

収納場所を分けると混乱を防ぎやすい

防災グッズをまとめて一箇所に収納していると、災害時に何を持ち出すべきか、何を家に残しておくべきかの判断が遅れ、混乱を招きかねません。あらかじめ「持ち出し用」と「備蓄用」で収納場所を分けておくのが効果的です。

分類適した収納場所理由
持ち出し用玄関・クローゼット・寝室すぐに持って出られる場所
備蓄用キッチン・パントリー・物置日常のストックと合わせて
管理しやすい

収納ケースやバッグに明確なラベルを付けたり、色分けしたりすると混乱時でも見分けやすいのでおすすめ。例えば、赤いバッグには緊急持ち出し用、青いケースには備蓄食料。家族全員が一目で判断できるようにすると、災害時の行動がスムーズです。

また、小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、それぞれのニーズに合わせて個別のパーソナル防災キットを準備。それぞれの部屋に収納しておくと安心です。

防災グッズはどこに何を収納すると安心?

防災グッズをそろえても、それが「必要なときに、必要な場所で取り出せる状態」でなければ意味がありません。収納場所は、使用シーンとグッズの機能性を考慮して分けると安心。収納場所は「アクセスのしやすさ」「生活導線」「家族の役割分担」も意識しましょう。

  • 玄関
  • キッチン
  • 子ども部屋
  • リビング
  • 寝室
  • 屋外収納
  • 車内

それぞれ、どんなものが収納に向いているのかを知って家全体をひとつの「防災システム」にしませんか?

緊急時に持ち出すための最前線「玄関」

vestibule

玄関は、災害時に避難するときの「出口」として、持ち出し用防災グッズの収納に最も適した場所。特に、非常用持ち出し袋・防災ヘルメット・スリッパは、玄関収納や下駄箱の近くにまとめておくと慌てず行動できます。

おすすめアイテム理由
防災リュック非常時にすぐ持ち出せる
スニーカー・スリッパガラス破片などを避けて避難するため
ヘルメット・防災帽子落下物から頭部を守る
ホイッスル・懐中電灯夜間や瓦礫の中での生存信号・視界確保

鍵付きの小型ボックスを靴箱の上に置いて、必要なものだけをまとめた「すぐ持ち出せるセット」を作っておくのも良い方法です。

保存食や水の保管に適した「キッチン」

kitchen

キッチンは、ローリングストックの管理がしやすく食品や水の保管に最適なスペース。パントリーや収納棚に、防災用の保存食・ミネラルウォーター・加熱不要のレトルト食品などをそろえておくと、ふだんの買い物ついでに備蓄も無理なく管理できます。

おすすめアイテム保管のコツ
ミネラルウォーター回転しやすい場所に収納
アルファ米・缶詰賞味期限の見える位置に
カセットコンロ+ボンベコンロは乾燥剤と一緒に保管
割り箸・紙皿・ラップ洗い物ができない状況を想定して用意

保存食は「先入れ先出し」を基本に、月1回チェックを行うルールを作っておくと効率的ですよ。

子どもが扱えるグッズは「子ども部屋」

children's room

小さなお子さんがいる家庭では、子ども自身が扱えるサイズや重さの防災グッズを子ども部屋に用意するのが理想的。子ども用の防災リュックに、お気に入りのぬいぐるみや絵本など心理的な安心につながるアイテムも含めて収納しておきましょう。

子ども向け防災グッズポイント
軽量防災リュック子どもが自分で背負える重さを目安に
笛・ライト付きキーホルダー居場所を知らせるための安全装備
小型の保存食・水開けやすく、子ども好みの味を選ぶ
ぬいぐるみ・おもちゃ避難所や車中泊での不安を和らげる

定期的に子どもと一緒に中身を見直し、防災教育の一環として使い方を共有するのも大切です。

家族で共有しやすい「リビング」

living

家族が集まるリビングには、共用の情報収集・照明・電源関係の防災グッズを配置すると良いでしょう。特に、ポータブル電源・ランタン・ラジオは停電時に頼れるメインアイテムです。

おすすめアイテム活用ポイント
ポータブル電源スマホ・照明・小型家電の電力供給に
手回し式ラジオ情報収集と充電の両方に対応
LEDランタン食卓照明や足元照明として活躍
電池・充電ケーブル類定期的に動作確認と補充を行うこと

収納はテレビ台やローテーブルの引き出しがベスト。ほかの生活用品と一緒に見せないようにすると、見栄えが保てます。

夜間災害に備える「寝室」

bedroom

地震や火災は、夜間・就寝中に発生するケースが多数。そのため、寝室にも最低限の防災グッズを備えておきましょう。懐中電灯・スリッパ・手袋などはベッドサイドに収納し、暗闇でも迷わず取り出せるようにしておくと安心です。

おすすめアイテム理由
懐中電灯(ベッド横)枕元に配置して夜間でも操作しやすく
スリッパ・手袋ガラス片などから足元や手を守る
軍手・ホイッスル閉じ込められたときの脱出・救助要請用
小型ラジオ・笛情報取得と居場所確認に役立つ

枕元のテーブルに小さな防災セットを設けると、収納と実用性が両立します。

大型用品や予備備品は「屋外収納」

outdoor storage

テント・折りたたみチェア・予備の飲料水など、大型で頻繁に使わないアウトドア用品や備蓄品は屋外収納を活用しましょう。鍵付きの物置や防水の収納ボックスで管理すれば、スペースを有効活用しながら安全に備えられます。

屋外に適したアイテム保管時の注意点
テント・タープ雨水・湿気に強い専用ケースに収納
折りたたみテーブル・椅子軽量素材でサビに強いものを選ぶ
簡易トイレ(箱型)湿気がこもらないように通気を確保
予備の飲料水(ダンボール)直射日光を避けた日陰に保管

注意点は夏の暑い時期。電池やガス缶は傷みやすくなるので、屋外の保管は控えるのがおすすめです。

移動時や車中泊に備える「車内」

Inside the car

緊急時の移動や車中泊を想定した備えとして、車内に防災グッズを収納しておきましょう。特に、外出先での被災や自宅が使用できない場合、車内に備蓄品を常備しておくととても助かります。

トランクスペースには、大型の収納ボックスを活用して非常食・水・簡易トイレなどをまとめて保管。シート下のスペースを有効活用し、小型の防災グッズや工具類を収納。

グローブボックスには、懐中電灯・ホイッスル・緊急連絡先のメモなどすぐに取り出したいアイテムを。限られたスペースで、以下のようなものを上手に収めてください。

車内の収納に向いているアイテム用途・備考
飲料水(500ml×数本)脱水や熱中症対策
高温でも劣化しにくいペットボトル製を推奨
エネルギーバー・缶詰常温保存が可能な長期保存食
開封してすぐ食べられるものが便利
簡易トイレ渋滞時や避難先でのトイレ問題に
密閉型や吸水ポリマータイプが扱いやすい
モバイルバッテリー通信手段を確保するための必須アイテム
ソーラー充電対応や車載充電器と併用可
LED懐中電灯・ランタン夜間の車外活動や車内照明に
電池式・充電式両方を用意すると安心
救急セット軽いケガや体調不良時の初期対応用
常備薬や絆創膏、消毒液も一緒に
ブランケット・寝袋車中泊の防寒対策
コンパクト収納できるアルミやアウトドア寝袋が最適
軍手・タオル整理・清掃や寒さ対策にも使える万能アイテム
吸水性と耐久性を重視
マスク・除菌シート感染症対策や車内の衛生管理に
複数人分をジップバッグに分けて保管すると便利
車載用USB充電器モバイル機器の充電に
走行中の充電確保に役立つ

注意点は温度変化運転の安全確保。夏季は車内温度がとても高くなるので、熱に弱い食品や電池類の保管はNG。走行中は運転の妨げにならないように、収納ボックスやアイテムはしっかりと固定しましょう。

防災グッズを安全で取り出しやすく収納するなら?

防災グッズは、いざというときに安全に・素早く・確実に取り出せる状態で収納!

収納アイテムは、見た目だけじゃなく以下のポイントにも注目しましょう。

  • 揺れにくさ
  • 動かしやすさ
  • 整理のしやすさ

防災グッズを日常の中で常に「使える状態」にしておくために、暮らしになじむ収納アイテムを紹介しますね。

コンテナボックスは積み重ねられて移動が簡単

container_box

コンテナボックスは収納の幅が広く、ラベルを使えば中身がすぐに分かるので防災グッズの整理にぴったり。特に、スタッキング(積み重ね)ができるものはすっきり収納できます。

コンテナボックスのメリット理由
スタッキング可能上下に積めてスペースを有効活用できる
持ち運びしやすい設計両手持ちのグリップがあるものが便利
防水・防塵タイプがある湿気やホコリを避けて長期保管できる
中身の分類がしやすい使いみちごとにボックスを分けられる

例えば「食品用」「衛生用品用」「電源・照明用」などに分けておけば、必要なときに必要なボックスだけが持ち出せるので大助かり。アウトドアでも活躍する頑丈なコンテナなら、避難所や屋外使用にも対応できるので防災×日常使いに最適です。

スチールラックは整理整頓と耐震対策に

steel_rack

スチールラックは、防災グッズがおしゃれに見せながら収納できる優れもの。収納力も強度もあり、家庭内の空きスペースを有効に活用できます。棚の高さを調整しながら、さまざまなサイズの防災用品が置けるのも魅力です。

スチールラックの特徴解説
耐荷重に優れている重いグッズを安心して収納できる
通気性が良く湿気に強い食料や衛生用品の保管に適している
耐震補強がしやすい転倒防止用のベルトや固定器具が装着できる
視認性が高く取り出しやすい一目で必要なものが分かる

設置するときは、必ず壁や天井に固定する耐震対策を施すことが大切。地震時の倒壊を防ぎ、安全性を確保すると非常時に安心して使えます。

家具一体型なら空間とデザインが融合

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スペースが少ない部屋でも、インテリアになじむように収納したい人には家具と一体型の収納がおすすめです。ベンチ型収納・ソファ下収納・テーブル一体型収納なら生活空間のデザインを損なわず、防災グッズをスマートに隠しておけますよ。

家具一体型収納の活用例おすすめアイテム
収納付きベンチ保存水、簡易トイレ、ブランケットなど
ソファ下の収納スペース衣類、寝袋、スリッパ、衛生用品など
サイドテーブルの引き出し懐中電灯、ラジオ、非常用食品など

家具一体型の大きな魅力は、防災グッズを日常の延長線上で管理できること。普段から視界に入ることで忘れずに点検しやすく、必要に応じて入れ替えや補充がスムーズにできます。

収納付きスツールやローテーブルなど、アウトドア向けのインテリア家具もおすすめ!おしゃれで使いやすく、防災グッズをすっきり収納できます。

防災グッズの収納アイデア

防災グッズを、そろえたまま放置していませんか?

本当に役立つ防災対策は、日常生活に溶け込み必要なときに即座に使える収納があってこそ!最近は、防災グッズをおしゃれに効率的に収納する方法が注目されています。

  • 見せる収納
  • ローテーション収納
  • パーソナルボックス
  • すき間収納
  • 車内収納

日常に自然と組み込める4つの収納アイデアをチェックして、あなたが気になるものを早速実践してみてくださいね。いずれも防災と生活の橋渡しになり、いざというときの安心感が高まる方法です。

おしゃれな防災ライフを演出する「見せる収納」

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「防災用品は隠すもの」という固定観念を捨て、あえて見せる収納に。防災意識を自然と高められます。インテリア性の高いアイテムを選ぶと、生活空間になじみつつ、いざというときにすぐ使える状態がキープできますよ。

見せる収納例ポイント
LEDランタンを間接照明に停電時にもそのまま活用できる
おしゃれなカゴに備蓄食賞味期限を視認しやすく、見た目も整理される
収納付きスツール日常の家具と防災用品を一体化できる
ブランケットをソファ上に防寒アイテムを常に出しておける実用的演出

特に、アウトドア用品はデザイン性と実用性を兼ね備えたものがたくさん!収納に悩む人から、おしゃれな防災グッズとして注目されています

備蓄と消費を両立する「ローテーション収納」

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防災備蓄品には賞味期限・使用期限があります。これを管理しきれずに廃棄してしまうのはもったいない!防災グッズを日常的に使用し、使った分だけ買い足していく「ローテーション収納」をやってみましょう。

ローテーションに適した物品日常使用の工夫例
ミネラルウォーター買い足しサイクルを固定する(週に1本など)
レトルト食品・缶詰非常食ではなく普段の献立にも活用
ティッシュ・トイレットペーパー「1つ減ったら1つ買う」を徹底
電池・衛生用品季節やイベントごとに見直す

収納棚には「古いものを手前に、新しいものを奥に」という先入れ先出し(FIFO)ルールを適用。自然なサイクルが生まれ、ムダがなくなります。

混乱しないための「パーソナルボックス」

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災害時に「誰のものがどこにあるのか分からない」という状況は、とても焦りそうですよね。家族ごとの持ち物をきちんと分けておくなら、パーソナルボックス方式がぴったり。1人1つのルールで防災グッズを管理すると、避難時にスムーズに持ち出せます。

パーソナルボックスの中身例ポイント
常用薬・保険証コピー個人管理が必要なものは個別で用意
眼鏡・補聴器・生理用品など特有の必需品も事前に収納
子ども用:ぬいぐるみ・お菓子など精神的安心感を与えるアイテムを追加
高齢者用:杖、血圧手帳、メモ帳など健康管理・意思伝達を支える道具が大切

名前ラベル・色分け・似顔絵イラストなどで、誰のものか一目でわかるようにするとGOOD。さらに、中に何が入っているかをメモやチェックリストで貼っておけば、いざというときに迷わず行動できます。

空間にムダを作らない「すき間収納」

Slot storage

防災用品の置き場所に悩む人も多いはず。そんなときに有効なのが、家具のすき間や引き出しの奥など、使われていない空間を活用する「すき間収納」です。あなたも、以下のようなデッドスペースを探して活用してみてください。

すき間収納の対象活用方法
ベッド下の引き出し寝袋・マット・小型ライトなどを収納
冷蔵庫横の隙間ペットボトル水や缶詰のストックに最適
キッチンシンク下クッカーやラップ、ポリ袋などの日用品を
書棚やテレビ台の裏側軍手、懐中電灯、ラジオなどの小物収納に

収納ケースや仕切り板を使って整理すると、グッズが散らからないのでおすすめ。コンパクトに収納できて使いやすいので、スペースに余裕がない住まいでもしっかり備えられます。

防災グッズにアウトドア用品が大活躍!

outdoor gear

防災対策として注目されているのが、アウトドア用品!キャンプや登山で使用される道具の多くは、携帯性・耐久性・汎用性に優れているので防災グッズとしてもとても役立ちます。

普段から使い慣れているものなら、非常時も慌てずに有効活用できると思いませんか?

機能性・快適性・日常性が両立できる

アウトドア用品が防災グッズとして優れている理由は、多機能・コンパクト・普段使いができること。そして、長期保存や使い捨てが前提の防災品と違って日常でも使えるので経済的

災害時に求められる「身を守る」「寒さを防ぐ」「食事を取る」「明かりを確保する」などを効率よくカバーしてくれます。

特徴防災グッズとしてのメリット
軽量・コンパクト避難時に持ち運びしやすく、収納の邪魔にならない
耐久性が高い屋外でも壊れにくく、長期間使用できる
日常利用が可能キャンプやレジャーで普段から使える
複数用途に対応可能1つで調理・照明・収納など複数機能を果たす

防災グッズは、ただ備えるだけじゃなくふだんから使って慣れておくことが大切。アウトドア用品なら、その「使う防災」が自然にできます。

災害時に役立つ収納しやすいアウトドア用品

アウトドア用品の中でも、災害時にとくに役立つ代表的な5アイテムを見ていきましょう!

  • テント・タープ
  • 寝袋・マット
  • ポータブル電源
  • ランタン・LEDキット
  • クッカーセット・キャンプコンロ

いずれも、災害後の生活や避難所・屋外での居住環境を快適に近づけてくれるものばかり。国内最大規模のアウトドアショップ「サンデーマウンテン」では、信頼性の高いアウトドアブランドの正規品を種類豊富に取りそろえています。

収納のしやすさも考えながら、あなたにとって役立つものをチョイスしてみてくださいね。

テント・タープ

テントは、プライバシーの確保と屋外での居住空間をつくるために有効。災害時は避難所が混雑し、家族だけの空間を確保するのが困難です。タープを併用すると、日よけや雨よけにもなりますよ。

tent

カミナドーム2(2人用)なら、優れた耐久性と快適性を両立!出入り口が広くて移動しやすく、ダブルスライダーのビスロンァスナーは荒れた天気や凍結時も出入りしやすいのが魅力です。

日本の繊維技術をフルに活用し、最高レベルの軽量性を実現しているので携帯性も抜群。収納サイズは本体8×17×27cmとポール39cmで、片手で持てるほどコンパクトになります。

寝袋・マット

寝袋やマットは、寒さ対策と安眠の確保に欠かせません。避難所や車中泊では床が硬く、寒さも厳しいので体力の消耗を防ぐためにも快適な睡眠環境が必要です。特に、登山用の軽量寝袋や断熱マットが防災用としてとても役立ちます。

sleeping bag

極薄で軽量、優れた耐水性を備える寝袋。防水カバーを使わなくても、雨の日や結露による濡れを気にせず使えます。内側は15dnのナイロン生地で、柔らかく滑らかな肌触り。災害時にかかるストレスを和らげてくれます。

収納時は直径13×25cmにまで小さくなる超軽量&コンパクトタイプ!防災リュックに入れても余裕があり、収納性も携帯性も抜群です。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーは、停電時の情報収集・通信手段の確保・照明の維持に大活躍。スマホの充電はもちろん、LED照明やミニ冷蔵庫の電源供給にも対応できる高性能なモデルもあります。ソーラーパネルと併用すれば、長期停電にも備えられますよ。

Mobile battery

こちらは、浸水・地震・停電などに最適な防水・防塵・耐衝撃のモバイルバッテリー。リチウムイオン電池を衝撃や振動から守るクッション構造とJIS保護等級IP67相当の防水防塵性能があり、硬い地面への落下や移動時の水濡れからバッテリーを守ります。

コネクタは、裏表に関係なく両面で挿せるJSB Type-C™︎とUSB-Aを1つずつ搭載。容量は10000mAhで、スマホを約3.3回充電できます。幅約61mm×奥行約36mm×高さ約126mのコンパクト設計で、防災リュックに入れやすいサイズです。

ランタン・LEDキット

安全な明かりの確保は防災にとても重要。キャンドルやガスランタンは火災のリスクがあるので、長時間点灯・低発熱・安全性が高いLEDランタンが最適です。ソーラー充電式や手回し充電式なら、電池切れの心配も軽減。スマホへの給電もできる多機能タイプもあります。

LED Lights

上記のモバイルバッテリーと接続し、しっかりと固定できるLEDランタン。防水・防塵で屋外でも使用でき、強い光で空間を照らします。

優しく落ち着いた雰囲気のオレンジ、クリアで視界が良くなる白、明るさと温かみのバランスが良い温白色の3色に切り替えできるのも魅力。黒い収納袋が付属しています。

クッカーセット・キャンプコンロ

非常時にも温かくて栄養のある食事をとるために、調理器具はとても大切です。アウトドア用のクッカーなら、軽くてかさばらず、カセットコンロや固形燃料と一緒に使えて便利です。

アルミ製は軽量で熱伝導率がよく調理しやすいのがポイント。折りたたみ式なら設置も収納も簡単。カセットガスとバーナーなら、火力が安定して使いやすいです。耐熱性のある収納袋やグローブを併せて備えておくと、火傷が防げて便利ですよ。

cooker set

バーナーとクッカー3種類のお得なセット。カセットボンベを別途用意しておけば、その場で調理できます。クッカーは、袋麺を割らずに入れられる角形。調理器具やカトラリーも収納しやすいです。

持ち運ぶときは、バーナーもクッカーも丸めて重ねてコンパクトに!防災リュックに収まりやすく、フタが付いているので湯沸かしや簡単な調理にちょうど良いサイズです。

防災グッズにもなるアウトドア用品の収納場所アイデア

storage_idea

アウトドア用品は防災グッズとして活用できますが、収納に場所を取るものが多いのが弱点。使用頻度・サイズ・避難時の動線を意識して収納場所を選びましょう。

防災グッズは「しまう」だけじゃなく、以下のような場所に「使える状態で賢く保管する」のが重要です。

  • 玄関クローゼット
  • リビング
  • ベッドした・デッドスペース
  • ガレージ・物置

それぞれの理由をお伝えしますね。

持ち出し用とアウトドア用品を一緒に「玄関クローゼット」

玄関クローゼットは、災害時にすぐに外へ避難する際のスタート地点。非常用持ち出し袋と一緒に、持ち出せるアウトドア用品を収納しましょう。

おすすめアイテム理由
ポータブル電源重量があるため玄関近くでの保管が便利
折りたたみ式チェア・テーブル避難時や車中泊でのくつろぎスペース確保に
防災リュックすぐ持ち出せるよう常時スタンバイ
雨具・ヘルメット悪天候や落下物から身を守る

避難時に慌てず行動できるよう、棚やフックで立体的に収納して動線をしっかり確保。家族の人数分の防災リュックを並べて収納すると、誰が何を持ち出すかがはっきりわかります。

見せる収納で災害時に日常の延長線にできる「リビング」

リビングは家族が集まり最も長く過ごす場所。ここでは、インテリアとしてなじみやすいアウトドア用品を「見せる収納」にしておくと、防災対策が日常にうまく溶け込みます。

活用例メリット
LEDランタンを間接照明として使用普段は雰囲気づくりに、非常時は持ち出せる
防寒ブランケットをソファに設置見た目も機能性も両立
クッション型の寝袋を置く万一の備えと日常のリラックスを両立
多機能スツール(収納付き)小物収納、緊急時は座る・立てこもる道具になる

視界に入りやすい場所に置くと、グッズの存在を意識しやすく点検がしやすくなるというメリットもあります。

日常生活を邪魔しない「ベッド下・デッドスペース」

ベッド下や家具のすき間などのデッドスペース。あなたは普段使っていますか?

実は、防災のためのアウトドア用品の収納にもぴったり!長期保管が前提のアイテムや、かさばるものを収めるのに向いています。

収納アイテム例理由
寝袋・断熱マット平置きしやすく、湿気が防げる
折りたたみ式クッカーセット高さのない引き出しに収まりやすい
カセットボンベ温度管理しやすい室内に向いている
ポリ袋・衛生キット災害時に必須だが普段は出番が少ないもの

収納ボックスにラベルを付け、定期的(半年に1回など)に中身の確認と入れ替えを行うと、忘れずに管理できます。

大型アイテムに最適な「ガレージ・物置」

テント・タープ・予備の水・食品など、サイズが大きいアウトドア用品や補助的な防災グッズは、ガレージや屋外物置に収納するのが効率的。注意点は、雨・風・紫外線・温度変化など屋外の気象条件にどれだけ耐えられるか、防犯上安全かを意識することです。

おすすめアイテム保管の工夫
テント・タープ防水ボックスに収納し湿気を防ぐ
給水タンク・浄水キット温度変化に注意し、直射日光を避ける
折りたたみコンロ・脚立など専用ラックを設置し、安定して保管
簡易トイレセット箱ごとまとめてストックしておくと便利

屋外に置くアイテムは、定期的な点検とメンテナンスを。気温変化に弱いもの(ガス缶や電池など)は屋外に置かず、屋内と使い分けましょう。

防災グッズ選びは人数や暮らしに合わせて最適化しよう

Selecting_Disaster_Prevention_Goods

防災グッズの収納は、単に物をしまう作業じゃありません。緊急時に命を守るための重要な行動計画で、家族構成や生活環境に応じた備えが大切です。

  • 目安量
  • 特定の人への配慮
  • ライフラインが使えない環境
  • ムダをなくすローリングストック

災害時にも安心して過ごせるように、上記を詳しく知って収納の質を高めましょう!

家族の人数と年齢に応じた目安量

防災グッズの必要量は、家族の構成によってさまざま。以下の表は、一般的な目安を示したものです。

家族構成水(1日分)食料(1日分)簡易トイレ(1日分)
大人3L3食5回分
子ども(小学生)2L2食4回分
乳幼児1.5L(調乳用含む)離乳食3回分3回分

年齢や体格に応じて、必要な量を調整することが大切。家族全員が1週間程度自宅で過ごせるよう、7日分の備蓄を目指しましょう。

※参照元:防災備蓄とは?賢い選び方と効率的な管理で家族の安全を守ろう|全国石油商業組合連合会(2025年5月時点)

乳幼児・高齢者・持病がある人への配慮

特別な配慮が必要な家族がいるときは、以下の点に気をつけましょう!

  • 乳幼児: 粉ミルク、哺乳瓶、離乳食、おむつ、おしり拭きなどを十分に用意
  • 高齢者: 嚥下しやすい食品、常備薬、補助器具(杖や歩行器)などを準備
  • 持病がある人: 処方薬、お薬手帳、特別な食事(低塩、低糖など)を備蓄

これらの備えは、災害時の健康維持と安全確保に直結。定期的な点検のタイミングで、年齢や健康状態に合わせて見直しましょう。

※参照元:要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイド|農林水産省(2025年5月時点)

停電や断水が続く1週間の乗り切り方を考える

災害時には、電気や水道などのライフラインが停止するおそれがあります。以下のような備えをして、自宅での安全な生活をキープしましょう。

  • : 1人1日3Lを目安に、7日分を確保
  • 食料: 常温保存が可能なレトルト食品や缶詰を中心に、栄養バランスを考慮して備蓄
  • 調理器具: カセットコンロとガスボンベを用意し、調理や湯沸かしを可能に
  • 照明: 懐中電灯やLEDランタン、予備の電池を準備
  • 情報収集: 手回し充電式のラジオやモバイルバッテリーを用意し、情報収集手段を確保

必要な量や種類は家族構成によって変わるので、上記の目安量や特定の人に必要なものを参考に。定期的な見直しも欠かせません。

※参照元:実は忘れがち 女性・高齢者・乳幼児など 配慮が必要な方の備蓄品は?|一般財団法人日本気象協会(2025年5月時点)

期限をムダにしないローリングストックを実行

備蓄品の消費期限を管理するために、ローリングストック法を活用しましょう。これは、日常的に消費する食品や日用品を多めに購入し、使用した分を補充する方法。常に新しい備蓄品がキープできるのでムダが減らせます。

例えば、レトルト食品・缶詰・乾麺などを日常的に消費し、使った分を購入すると備蓄品の鮮度が保てます。消費期限が近づいたものを優先的に使用すれば、廃棄が防げますよ。

品目購入日消費期限使用日補充日
レトルトカレー2025/01/012026/01/012025/06/012025/06/02
缶詰(さば味噌煮)2025/02/012027/02/012025/07/012025/07/02

このように、記録をつけておくと備蓄品の管理が簡単です。

※参照元:防災グッズに本当に必要なものとは?【持ち出し用・自宅避難用・持ち歩き用のチェックリストあり】|中部電力ミライズ株式会社(2025年5月時点)

防災グッズの収納チェックリスト

checklist

最後に、収納する防災グッズの管理方法を「チェックリスト」としてご紹介します!

  • 最低限必要なアイテム
  • 防災リュックの中身
  • 定期チェックの内容

それぞれ、どこかにメモしてぜひ活用してくださいね。

最低限必要なアイテム一覧(3日〜1週間分)

災害発生直後は、行政や支援団体による支援がすぐには届かないおそれがあります。最低でも3日分、できれば1週間分の備えを目安に防災グッズを準備しておきましょう。

カテゴリ必要アイテム例
1人1日3L × 人数分 × 3〜7日分
食料レトルト食品、缶詰、アルファ米、栄養補助食品など
照明懐中電灯、LEDランタン、予備電池
情報収集手回し充電式ラジオ、スマホ用モバイルバッテリー
衛生用品簡易トイレ、ティッシュ、除菌シート、生理用品など
調理器具カセットコンロ、ガスボンベ、紙皿、割り箸
防寒・保温ブランケット、寝袋、カイロ
医療・応急処置救急セット、常備薬、体温計、消毒液

中身を屋内用と持ち出し用にうまく分けて、それぞれすぐ取り出せる場所にしまっておくと安心です。

※参照元:1週間を想定した工夫と備え|内閣府(2025年5月時点)

防災リュックの中のアイテム一覧

防災リュックは、災害発生時にすぐに持ち出すための必須アイテムをコンパクトにまとめておく装備。徒歩での移動や避難所生活をイメージして、軽量かつ必要最低限の内容で中身を決めましょう。

種類内容物
水・食品ペットボトル水(500ml×2〜3本)、
栄養補助バー、飴など
照明懐中電灯(小型)、ヘッドライト
通信携帯電話充電器(手回しタイプやソーラー型)
衛生用品ポケットティッシュ、マスク、簡易トイレ、
ウェットティッシュ
医療用品常備薬、絆創膏、消毒綿、鎮痛薬
衣類・防寒具圧縮袋に入れた着替え、タオル、アルミブランケット
情報伝達手段ホイッスル、連絡先メモ、筆記用具
貴重品類小銭(公衆電話用)、身分証のコピー、保険証のコピー

リュックは両手が使えるバックパック型が理想的。背負ったときのフィット感や収納ポケットの多さが魅力です。

※参照元:今やろう 防災アクション|東京都総務局総合防災部防災管理課(2025年5月時点)

定期チェックの重要ポイント

せっかく準備した防災グッズも、使える状態になっていなければ意味がありません。中身の劣化・使用期限切れ・家族構成や健康状態の変化に対応できるように、定期的に以下の項目をチェックしましょう。

  • 食品・水の賞味期限:半期ごとに確認し、ローリングストックで消費・補充
  • 電池・バッテリーの残量:1〜2ヶ月ごとに動作確認を実施
  • 薬や衛生用品の期限:常備薬の見直しと補充
  • 季節に合った内容か:夏は冷感タオル、冬はカイロなど季節品の入れ替え
  • 家族構成の変化:新生児、高齢者、ペットが増えたら内容を見直す

点検するタイミングは、防災の日(9月1日)・年末大掃除・お盆休みなど、特定の日を決めておくのがおすすめ。忘れにくく、防災意識のモチベーションキープに役立ちます。

アウトドア用品で美しい収納をやってみよう!

防災グッズの美しい収納は、単にインテリア性が高いという意味じゃなく、使い勝手・視認性・即時性が実現していること!日常生活に自然と溶け込んでいることが理想です。

「どこに、どのように置くか」「誰が、どのタイミングで使うか」を考えることで、その備えは初めて「使える備え」になりますよ。

サンデーマウンテンがおすすめしたいのは、アウトドア用品の活用。軽量・耐久・コンパクトというアウトドアの三拍子は、防災対策との相性が抜群。災害時に求められる機能そのものであり、非常時はもちろん日常のレジャーやインテリアとしても活躍します。

  • テントやタープは避難生活でのプライバシー確保に
  • ポータブル電源やLEDランタンは停電対策とキャンプの必需品に
  • クッカーやコンロは自宅でもアウトドアでも使える万能調理器具に

防災対策をこれから始めたい人、すでに備えている人、みなさんぜひアウトドア用品を取り入れてみてください。備えの幅がぐんと広がります。

サンデーマウンテンは、防災にも役立つアウトドア用品をブランド正規品にて販売しています。インテリアになじむおしゃれなアイテムから、機能性重視の本格装備までラインナップ多彩!ぜひ一度チェックして、あなたの暮らしに活きる備えを整えてみてくださいね。

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