【厳選】車用防災グッズに役立つアウトドア用品10選!非常時にも日常にも大活躍

Disaster prevention goods for cars
SUNDAY MOUNTAINの防災特集

あなたの愛車を、災害時に頼れる安全拠点にしてみませんか?

車は一時的な避難所として大活躍!食料や身体を守るアイテムなど、防災グッズを積んでおけば安心。アウトドア用品もあるとより充実した備えになり、快適性がアップします。

ここでは、

車用の防災グッズはどんなものが良い?
車中泊になったらどうやって過ごせば良い?

とお悩み中のあなたへ、国内最大規模のアウトドアショップ「サンデーマウンテン」が車にあると安心する防災グッズをご紹介。上手な保管方法や車の電源の活用法など、いざというときに「防災グッズがきちんと役立つ」情報もお届けします。

外出中、災害に対して心がけておきたいことも参考にしながら、車用防災グッズであなたと家族の命を守る準備を整えていきましょう!

  1. 車用防災グッズで安心を車内に
    1. 防災グッズは危機への備えとして欠かせないもの
    2. 車内は一時的な避難所になる
  2. 車にあると安心な防災グッズの基本セット
    1. 照明
    2. 水・食料
    3. 応急処置セット・常備薬
    4. 衛生用品・トイレ
    5. 季節ごとの必需品
    6. 連絡・情報収集手段
  3. 車載用防災グッズを選ぶコツ
    1. 軽量・コンパクト
    2. 多機能性
    3. 高耐久
    4. 保管のしやすさ
  4. 家族構成や季節に合わせた防災グッズも欠かせない
    1. 乳幼児・高齢者がいる場合
    2. ペットと一緒に避難する場合
    3. 寒冷地と温暖地では備えるものが違う
  5. 車用の防災グッズにおすすめのアウトドア用品10選
    1. 調理や食事に役立つ「食事系アイテム」
      1. キャンプ用食器
      2. ポータブルコンロ
    2. 屋外で活躍する「照明・天候対策アイテム」
      1. LEDランタン
      2. 防水シート
    3. 日常でも使える「キャンプギア」
      1. 折りたたみテーブル
      2. コンパクトチェア
      3. ウォータータンク
    4. 貴重品や身体を守る「防水系アイテム」
      1. 防水リュック
    5. 安全性を高める「作業支援アイテム」
      1. ヘッドライト
      2. 軍手
  6. 車中泊を快適にする車用防災グッズは?
    1. 居心地を良くする寝具「エアマット・寝袋」
    2. プライバシーを確保するもの「サンシェード・カーテン」
    3. 精神安定のためのエンターテインメント「書籍・イヤホン」
  7. 車用防災グッズの上手な保管テクニック
    1. 定期的な点検を習慣化する
    2. 賞味期限や有効期限をチェックする
    3. 車内温度に弱いものは都度入れ替える
  8. 車から安全に電源を取るには?
    1. シガーソケットやUSBポートが大活躍
    2. 車で給電するときの注意点
      1. バッテリー上がり
      2. 一酸化炭素中毒
  9. 外出中に心がけておきたいこと
    1. 防災アプリの事前インストールと使い方の確認
    2. 緊急時に家族と連絡を取るためのルール
    3. 通信障害時の代替手段(SNS・掲示板)
  10. あなたの車が“動く避難所”になる日を想定しておこう

車用防災グッズで安心を車内に

Disaster Prevention Goods for Cars

防災グッズは危機への備えとして欠かせないもの

災害は、いつ・どこで起こるか予測できません。地震や大雨など、日本に暮らす私たちにとっては「明日は我が身」です。そんな中、たくさんの人から関心が高まっているのが車内に常備する防災グッズ。自宅だけじゃなく、移動中や外出先でも災害に対応できるようにするためです。

実際、災害時に「車内で一夜を明かした」「避難所に入れず、車中泊をした」という体験談は珍しくありません。熊本地震や能登半島地震など近年の大規模災害でも、たくさんの人が避難所に入れず車で寝るしかありませんでした。

防災グッズの準備は単なる備えではなく、危機管理そのもの!

  • 安全の確保
  • 健康の維持
  • 衛生と快適性
  • 情報の取得と通信

これらの目的が果たせる、自分と家族の命を守るための「生活の延長にある備え」です。

車内は一時的な避難所になる

災害で自宅が使えなくなったり、避難所が満員で入れなかったり。そんなときに車が一時的な避難スペースとして活用できます。実際、自治体によっては「車中泊避難」を公式に案内するケースも増加中。以下のようなメリットがあることから、車を動く避難所として活用する動きが広がっています。

  • プライバシーを確保しやすい(特に家族連れや女性にとって重要)
  • 生活物資をすぐ使える(防災グッズや着替え、毛布など)
  • 感染症対策になる(避難所での密集を避けられる)

とはいえ、長時間の車中泊にはデメリットも。特に要注意なのがエコノミークラス症候群(長時間座ったままの姿勢でいることにより血栓ができる健康リスク)です。定期的なストレッチや、足を伸ばせる寝具の用意が欠かせません。

また、車内の空調に頼るのでエンジンはかけっぱなし。一酸化炭素中毒の危険があるので、換気やマフラーの位置確認が絶対に必要です。災害時は雪や泥でマフラーが塞がれていることも多く、排気ガスが車内に流れ込むおそれがあります。

車にあると安心な防災グッズの基本セット

disaster prevention goods

狭い車で、効率よく収納・使用できるアイテムは?

車を避難所として使うときは、「快適性」と「安全性」を両立させる防災グッズが欠かせません!

  • 照明
  • 水、食料
  • 応急処置セット、常備薬
  • 衛生用品、トイレ
  • 季節ごとの必需品
  • 連絡、情報収集手段

このようなグッズを常備しておき、車内生活の質を高めながら自分や家族の命を守りましょう。まずは、あなたが必要そうなものをざっくりとイメージしてみてくださいね。

照明

夜間の停電時や暗所での作業に、照明は絶対に欠かせません。以下のようなグッズを車内に1つ常備しておくだけで、安心感がまるで違います。

種類特徴使用シーン
LEDランタン車内全体を柔らかく照らせる
吊り下げも可能
長時間点灯
明るさ調整可能
車内全体の照明
ヘッドライト両手が使える
夜間作業に便利
荷物整理・車外の作業
小型懐中電灯軽量・携帯性が高い携帯・緊急時の移動用

水・食料

人は水がなければ3日、食料がなければ1週間ほどしか生存できません。災害時の備えとして、水と非常食は基本中の基本です。

必要量の目安
  • :1人1日あたり3L × 3日分(=9L/人)
  • 非常食:加熱不要で、常温保存ができるものを選ぶ
常備しておきたいグッズ
  • 保存水(500ml〜2Lのペットボトル)
  • アルファ米、缶詰パン、エネルギーバー
  • 缶切り不要のパウチ食品やスプーン付きのパックご飯

水や食料は「車内の温度変化に耐えられるか」が選ぶポイント。夏場の高温に対応した商品を選ぶと劣化しにくく、定期的な交換頻度が減らせますよ。

※参照元:災害時に備えた食品ストックガイド|農林水産省(2025年5月時点)

応急処置セット・常備薬

突然のケガや体調不良に備えた応急処置セット。以下のような基本グッズと一緒に、持病のある人は普段から飲んでいる薬のストックも忘れずに用意しましょう。

  • 絆創膏(大小サイズ)
  • ガーゼ、包帯、消毒液
  • ピンセット、はさみ、体温計
  • 鎮痛剤、風邪薬、整腸剤、持病用の常備薬

応急処置セットは市販のものでも良いですが、自分や家族の体質に合った薬品を追加してカスタマイズするのが理想。特に、小さなお子様や高齢者がいる家庭は専用の薬もあわせて準備しましょう。

衛生用品・トイレ

避難所や車中泊では「トイレ問題」が大きなストレスになります。以下のようなグッズでトイレや衛生環境を整えて、心の落ち着きと健康をしっかり守りましょう。

  • 簡易トイレ(凝固剤タイプ、袋付き)
  • ウェットティッシュ、アルコールシート
  • マスク(防臭・防菌用)
  • 生理用品、使い捨て下着

簡易トイレは1人あたり最低でも3回分/日 × 3日分を用意しておくと安心。衛生用品はほかの荷物と分けて、すぐに手が届くところに置いておけばいざというときにスムーズに使えます。

季節ごとの必需品

季節に応じた備えがあるかどうかで、快適性と安全性が大きく変わります。特に、車内は夏は高温・冬は極寒!以下の季節別アイテム例を参考にしながら、今あなたの車内には何があるかを考えてみてください。

季節必需品
・ウィンドーネット
・冷却スプレー
・冷感タオル
・エマージェンシーシート
・使い捨てカイロ
・ブランケット
年中・着替え(速乾性のあるもの)
・レインコート

連絡・情報収集手段

災害時は「正しい情報を得ること」「家族と連絡が取れること」が命綱に。スマホが使えない状況に備えて、以下のようなアナログな情報ツールも用意すると安心です。

  • モバイルバッテリー(10,000mAh以上が目安)
  • 携帯ラジオ(手回し・ソーラー式が理想)
  • 通信手段が使えない時の安否確認カード
  • シガーソケット対応USBアダプター

最近は、モバイルバッテリー・ラジオ・懐中電灯の3機能が一体になった多機能防災ガジェットも人気。1つで複数の役割を果たせるので、車内スペースが圧迫せず便利です。

車載用防災グッズを選ぶコツ

disaster prevention goods

防災グッズは、ただそろえるだけじゃなく「使いやすさ」「収納しやすさ」「耐久性」など本当に使えるかどうかの視点で選ぶのがコツ!特に、車内という限られたスペースでは以下のようなポイントが使用感を大きく左右します。

  • 軽量・コンパクト
  • 多機能性
  • 高耐久
  • 保管のしやすさ

それぞれ詳しくチェックしながら、備えの質を確実に上げていきましょう!

軽量・コンパクト

車内には限られた収納スペースしかありません。特に、後部座席の足元やトランクはほかの荷物も積むことを意識した防災グッズの収納が必要。以下のように、軽量かつコンパクトに収納できるアイテムが理想的です。

  • 折りたたみ式やスタッキング可能な設計
  • 女性や高齢者でも持ち運びしやすい重量
  • 500mlペットボトル以下のサイズ感が目安

例えば、折りたたみ式のウォータータンク・コンパクトチェア・マットなど。アウトドア用品には、最小限のスペースに収められるように工夫されたものが多いので、防災用としても相性抜群です。

多機能性

1つでたくさんの用途をカバーできるグッズは、災害時の心強い味方に。車載防災グッズとして選ぶときは、1つの製品で複数の役割を果たす「多機能型」を優先すると、スペース効率と実用性がぐんと高まります。

  • 懐中電灯+モバイルバッテリー+ラジオが一体になった多機能ライト
  • ナイフ・缶切り・ドライバーなどが1本にまとまったマルチツール
  • 防寒・防風・防水の3役をこなすエマージェンシーシート

これらの製品は、普段のキャンプや登山でも使える人気のアウトドアギア。日常から慣れておくと、いざというときの慌てた心理状態でも安心して使えます。

高耐久

車載用の防災グッズは、なるべくなら長期間車内に置いておきたいですよね。でも、車内温度の影響でいざというときに使えなかったりほかのトラブルが起きたりするおそれがあります。

JAF(日本自動車連盟)の報告によると、、夏の炎天下では車内温度が約60℃に!ダッシュボードは80℃近くにもなるので、耐熱・耐久性に優れた以下のような特徴を持つアイテムを選びましょう。

耐久性が求められるアイテム推奨される特徴
水・食料高温に強いパッケージ、長期保存対応(5年以上)
照明・電池機器耐熱バッテリー、ラバーボディ
簡易トイレ・袋類耐熱・耐裂性フィルム素材使用

プラスチック製のアイテムやガジェット類は、直射日光で溶けたり過剰にバッテリーを消費したりするタイプもあります。耐UV加工アウトドア使用OKと記載されたものを選ぶと安心ですよ。

※参照元:車内の環境(車内温度/紫外線/空調)|一般社団法人日本自動車連盟(2025年5月時点)

保管のしやすさ

どんなに良いグッズでも、いざというときに取り出せなければ意味がありません。以下のような項目が実現できるようなアイテム選びが重要です。

  • すぐ使うもの(懐中電灯、トイレなど)は運転席・助手席下に
  • 各アイテムは「カテゴリごと」に分類してポーチやボックスで整理
  • 比較的使用頻度が低いもの(保存食、予備バッテリーなど)はトランクに

専用の「車載用防災バッグ」を使うと、緊急時にバッグごと持ち出せるのでとても便利。100円ショップのツールボックスを活用しても良いですが、アウトドアブランドが提供する高品質なボックスのほうが高耐久。車内保管に向いているのは、布製よりも防水・防汚加工されたハードケースです。

家族構成や季節に合わせた防災グッズも欠かせない

family structure

防災グッズは「誰のために備えるのか」で中身が大きく変わります。車用に備える防災グッズも、家族構成や季節に応じてカスタマイズしましょう!

特に「乳幼児・高齢者がいる」「ペットと一緒に避難する」という人は基本グッズにプラスした備えが必要。あなたの住まいが寒冷地または温暖地でも中身が違ってきます。家族の状況に「寄り添った備え」をして、防災の質を高めましょう!

乳幼児・高齢者がいる場合

乳幼児と高齢者は、体温調節や免疫機能が弱く災害時に体調を崩しやすい傾向です。命を守るために、車中泊や長時間の避難生活では年齢に応じた備えを意識しましょう。

対象必須アイテム例
乳幼児紙おむつ・おしりふき・ミルク
哺乳瓶・離乳食・着替え・抱っこひも
高齢者常備薬・補聴器用電池・お薬手帳のコピー
杖・高齢者向けトイレ用品

ポイントは、日常的に使っているものをそのまま車にも備えること。特別なグッズじゃなく、使い慣れたものを防災バッグに小分けして入れておくとストレスなく使用できます。医療情報をまとめたメモ(薬の種類・持病・かかりつけ病院など)も忘れずに入れておくと、万一の際に役立ちますよ。

ペットと一緒に避難する場合

近年はペットと一緒に避難する「同行避難」が推奨されていますが、災害時は避難所でペットの受け入れが難しいケースも。以下のようなペット専用の防災グッズを用意して、快適かつ安全に過ごせる環境づくりが必要です。

  • リード
  • 食器・給水ボトル
  • トイレシート・排泄処理袋
  • フード・飲料水(最低3日分)
  • ワクチン接種証明書のコピー
  • キャリーケースまたはケージ
  • 飼い主の連絡先とペットの特徴を記載したカード

例えば、キャリーケースはペットの安全確保だけでなく周囲とのトラブル防止に。外を散歩してストレスを発散させるために、安全のためのリードも大切。慣れない環境にストレスを感じやすい動物のために、日頃から短時間の車中練習をしておくと安心です。

寒冷地と温暖地では備えるものが違う

日本は南北に長いため、居住地域によって必要な防災グッズはさまざま。寒冷地では防寒対策、温暖地では熱中症対策を強化すると、車中泊や避難生活の質がキープできます。

地域必要な備え
寒冷地
(北海道、東北、北陸、山間部)
ブランケット、使い捨てカイロ
スノーブラシ、防寒寝袋
温暖地
(関東、四国、九州、瀬戸内海沿岸)
ウィンドーネット、冷感タオル
遮光シェード、ハンディファン

車内は外気温に影響されやすく、夏は熱中症、冬は低体温症のリスクが高め。エンジンをかけ続けるのは一酸化炭素中毒の危険があるので、グッズによる温度調整が現実的な対策です。日中と夜間で寒暖差が激しい地域(高山市や会津地方など)では、両方に対応できる汎用アイテムを選ぶと安心ですよ。

車用の防災グッズにおすすめのアウトドア用品10選

狭い車内での避難生活は、荷物・水・電源など資源や手段が限られているのでコンパクトで多機能なアウトドア用品が大活躍!もともと野外での生活を想定して作られており、軽量・高耐久・省スペース設計という特徴が快適さと安全性の確保に役立ちます

ここでは、車用防災グッズにおすすめのアウトドア用品を12点、カテゴリ別に紹介しますね。いずれも、国内最大規模のアウトドアショップ「サンデーマウンテン」が厳選したクオリティの高いものばかり!アウトドア用品として日常的に使い慣れやすく、普段のドライブやレジャーにも活用できるものをピックアップしました。

調理や食事に役立つ「食事系アイテム」

災害時は、温かい食事を摂ると心身の健康が保てます。コンパクトで使い勝手が良いアウトドア用の調理器具で、車内でもほっとひと安心しましょう。

キャンプ用食器

Cook & Eat Set

口当たりの良いマット仕上げで、耐熱性に優れたキャンプ用食器。ふた付きなので保温が可能。底が大きく丸くカーブしているので、すくいやすく汚れがたまりにくい形状になっています。

Camping Tableware

収納時は、直径14×高さ3.5cmのコンパクトサイズに。セットで付属するカップやフォークが中に収納できます。バーナーでしっかり調理したいけど、収納性にもこだわりたい車内防災グッズにぴったりです。

ポータブルコンロ

portable stove

カセットボンベをセットするだけで簡単に着火するポータブルコンロ。調理や湯沸かしはもちろん、コンパクトサイズなので持ち運びにも便利です。最大火力は2.9kWで本格調理もOK!耐風性に優れているので屋外でも炎が中央に集まり、食材を効率よく温められます。

屋外で活躍する「照明・天候対策アイテム」

停電時や夜間の活動には、信頼性の高い照明が欠かせません。天候の変化にも対応できるアイテムを備えておくと安心です。

LEDランタン

LED Lantern

和をイメージした眩しすぎないやわらかな光で、暖色と寒色の切り替えができるLEDランタン。パタっと開閉するだけで電源をON/OFFできる手軽さも魅力です。

LED Lantern

収納サイズは厚さ34mmなので、車内の保管にもぴったり。自由に変形できるので、車内のどこにでも設置可能。付属のストラップをつければ、ヘッドレストやバックミラーなどから吊り下げられます。

防水シート

emergency blanket

車の外での作業や休憩時に役立つ防水シート。軽量のPE(ポリエチレン)で作られており、雨や風を防ぎつつ体の熱を反射します。

日常でも使える「キャンプギア」

普段のアウトドア活動でも使用できるキャンプギアは、災害時にもそのまま活用できます。

折りたたみテーブル

folding table

軽量でコンパクトに持ち運べるテーブル。本体の下にボンベがセットでき、超省スペースで調理できます。

コンパクトチェア

Compact chair

下部の留め具をつけるだけで簡単に組み立て可能。折りたたむと薄くコンパクトになり、付属の持ち手付きバッグに入れて気軽に持ち運べます。長時間、車の外などで待機するときの快適グッズです。

ウォータータンク

water tank

飲料水や生活用水の確保にとても便利なウォータータンク。摩擦や汚れに強いTPU素材で、ショップバッグのように小さく折りたためるタイプです。

貴重品や身体を守る「防水系アイテム」

貴重品や体が濡れないように守るアイテムは、災害で何が起きるかわからないときのために備えておくと安心です。

防水リュック

waterproof backpack

移動時に中身の荷物を水濡れから守る、防水性・撥水性に優れたリュック。両手が空くので安全性が高く、車内に1つ置いておくと車内から避難所または自宅への移動がしやすくなります。登山用やレジャー用のゴワゴワしたリュックもありますが、軽量のナイロン生地が収納しやすいのでおすすめです。

安全性を高める「作業支援アイテム」

災害時は、自力での脱出や作業が求められるシーンも。特に、1人での外出中はまわりに助けを求めづかいかもしれません。転倒やケガなどを防ぐために、安全性を高めるツールを車内に備えておくと安心です。

ヘッドライト

headlight

両手を自由に使えるヘッドライトは、暗い場所での作業や移動時に便利。明るさや色味が調節でき、手元が見えにくくケガをしたり、何かにつまずいて転んだりするリスクが軽減できます。

軍手

cotton gloves

ガラスの破片やザラザラしたものを扱うときに、ケガから手を守れる軍手。アウトドアという過酷な環境(風・火・雨)の中で、あらゆる作業に向いている素材です。使用していくうちに手の形状に変化するのも魅力的。キャンプやレジャーなどでふだんから使い、いつも車内に置いておくのがおすすめです。

車中泊を快適にする車用防災グッズは?

災害時、自宅にいられないときや避難所が満員のときは、車中泊が避難手段に。でも、対策なしでは長時間の滞在に向いていません。

  • エコノミークラス症候群のリスク
  • プライバシーの問題
  • 睡眠の質の低下

など、さまざまな不便が発生します。

快適で安全な避難生活を送るために、車中泊向けの防災グッズの活用方法を知っておきましょう!

居心地を良くする寝具「エアマット・寝袋」

air mattress

車中泊の中でも最も大きな課題が「寝心地の悪さ」です。シートを倒して寝るだけだと、体が痛くなったり十分に休めなかったりします。そんなときに役立つのが車中泊専用の寝具です。

アイテム特徴とメリット
エアマット車のシート形状に合わせて展開できる
空気で厚みが出て快適な寝心地を実現
収納時は非常にコンパクト
寝袋(シュラフ)季節に合わせて選べる
断熱性があり、特に寒冷地では必須
封筒型は動きやすくおすすめ

エアマットと寝袋をセットで使用すると、地面やシートの凸凹・硬さ・冷たさが和らぎます。車中泊に慣れていない人ほど、この2つを準備するだけで大きな違いを実感できるはず!

プライバシーを確保するもの「サンシェード・カーテン」

sunshade

避難所と違い、車内は「自分の空間」として使いやすいもの。でも、外からの視線や光が気になることも多いです。日中は室内が外から丸見えになり、夜間は防犯面でも不安が残ります。そこで活躍するのが、サンシェードや車内カーテンです。

アイテム利用効果
サンシェード日差しの遮断・視線のカットに
銀面仕様なら断熱効果もあり、夏場に便利
車内カーテン窓を完全に覆える布製カーテン
内側から設置できる吸盤式が多く、使い勝手が良い

目隠しだけじゃなく、防寒・遮熱の効果もあり睡眠の質向上にも貢献!100円ショップの商品でも代用できますが、遮光率や断熱性の高い専用品を選ぶとより効果的です。

精神安定のためのエンターテインメント「書籍・イヤホン」

entertainment

災害時のストレスは想像以上に大きく、長時間の車中待機では不安や焦りが高まりやすくなります。そんなときに役立つのが、以下のような気持ちを落ち着けるためのエンターテインメントアイテムです。

  • 書籍・電子書籍リーダー:紙の本は電力不要、電子書籍はコンパクトに多数の本を持ち歩ける
  • イヤホン・音楽プレイヤー:音楽、オーディオブック、ラジオを聴くことで、不安を和らげる
  • 小型ゲーム機やカードゲーム:家族や子どもと一緒に時間を潰すのにも便利

災害時に「娯楽なんて」と思われがちですが、精神的な健康を保つことは長期避難生活ではとても重要。特に、子どもがいる家庭では、退屈からくる不機嫌や不安を和らげる道具があると車内の雰囲気が保たれます。

車用防災グッズの上手な保管テクニック

Inside the car

どんなに高品質な車用防災グッズを揃えても、適切に保管できていなければその効果は半減!特に、車内は気温変化が激しく、直射日光や振動の影響も受けやすいので定期的なメンテナンスと保管場所の工夫が欠かせません。

実際に役立つ保管方法を知って、いざというときに100%のパフォーマンスを発揮する状態にしましょう!

定期的な点検を習慣化する

防災グッズの中には、時間の経過とともに劣化するものや、電池切れ・腐食が発生するものも多く含まれています。「やっとけば良かった!」とならないためにも、以下のようなタイミングでの点検を習慣として取り入れましょう

  • 季節の変わり目(春・秋の年2回が理想)
  • 車検・タイヤ交換など車のメンテナンスと同時に実施
  • 災害の報道を見たとき(心理的にも点検の意識が高まります)

点検すべき項目は以下の通りです。

点検対象チェック内容
懐中電灯・ラジオ電池切れ、動作不良、接触不良
モバイルバッテリー満充電状態か、過放電による劣化の有無
簡易トイレ未使用・未開封か、袋の破損や劣化の確認
応急処置セット絆創膏の粘着力、薬品の変色や固まりなど

チェックリストを作成し、目視だけで終わらせず実際に使って確認することが重要です。

賞味期限や有効期限をチェックする

防災グッズの中でも、特に劣化が早いのが非常食・飲料水・医薬品などの消耗品です。期限切れのまま保管していると、いざというときに使えないだけじゃなく、体に悪影響を及ぼすおそれがあります。

管理のコツ
  • 賞味期限が近づいたら「ローリングストック方式」で日常使いへ
  • 期限がバラバラなものは、次の点検日を統一してラベリングしておく
  • すぐに確認できるよう、食品系はジップ袋にまとめ、外に大きく期限を記載
グッズカテゴリー一般的な保存年数管理方法のポイント
非常食(アルファ米等)約5年買った月と年を大きくメモして貼る
保存水約5年車内温度に対応した耐熱パックを選ぶ
医薬品1~3年開封後の使用期限も明記しておく

いざというときに使える状態を保つために、期限を意識した在庫管理を心がけましょう。

車内温度に弱いものは都度入れ替える

車内の温度は、季節によって大きく変わりますよね。夏場は70℃近くまで上昇することもあり、冬場は氷点下近くまで冷え込む地域も。このような極端な環境では、グッズが傷んだり機能を果たせなくなったりします。

特に注意!
  • 電池類・バッテリー:高温で膨張、破損の危険あり
  • 食品・飲料:味や栄養価の劣化、パッケージの破損
  • 医薬品:成分変化や効力の低下
  • スプレー類(防虫・消臭など):破裂の危険

温度に弱いものだけを「持ち出しバッグ」に分けておき、使用時・避難時・季節ごとの入れ替え時にすぐに取り出せるようにするのが理想です。

車から安全に電源を取るには?

power

災害時、電気の供給が止まるとスマホの充電や照明の確保ができません。情報収集や連絡も難しくなります。そんなときに頼りになるのが、車からの給電!車は災害時の“移動する電源”とも言えます。

安全で効率よく使うために、車から電源を取る方法と注意点をチェックして正しい知識を身につけましょう!

シガーソケットやUSBポートが大活躍

最近の車にほとんど標準装備されているシガーソケット(DC12V)やUSBポート。これらを活用すれば、スマホの充電や小型家電の使用が可能です。シガーソケットに専用アダプターを差し込むだけで、複数の機器を同時に充電できるモデルもあります。

給電方法接続機器例特徴
シガーソケットモバイルバッテリー
ポータブル電源、扇風機など
高出力(最大120W程度)に対応
DC電源に強い
USBポートスマートフォン、タブレット
ラジオなど
5V出力。小型機器の充電に最適
複数口のある車種も多い

アクセサリーソケット対応のインバーターを使うと、AC100Vの家電も使用できます。ただし、電力の使用量が増えるので要注意。バッテリーへの負荷が大きく、車が動かなくなるリスクがあります。

車で給電するときの注意点

車からの給電は便利ですが、誤った使い方をするとバッテリー上がりや一酸化炭素中毒という重大な危険が出てきます。特に注意すべき2つのポイントをお伝えしますね。

バッテリー上がり

エンジンをかけずに給電し続けると、車のバッテリーが消耗してしまい、いざというときにエンジンがかからなくなる恐れがあります。特に、冬場はバッテリーの性能が落ちるので要注意!

防止策
  • 長時間使用しない、使用後は電源を切る
  • 万が一に備えてジャンプスターターを車に常備
  • エンジンをかけた状態で給電する(アイドリング中に充電)

ジャンプスターターは、自力でバッテリーを再起動できる機器で、スマホの充電も可能な多機能タイプが防災用途におすすめです。

一酸化炭素中毒

給電中にエンジンをかけっぱなしにして車内で過ごすと、排気ガスが車内に入り込み、一酸化炭素中毒になるリスクがあります。これは命に関わる問題です。

防止策
  • 必ず窓を数cm開けて換気を確保
  • 雪や泥でマフラーが塞がっていないか確認
  • 屋内や密閉空間では絶対にエンジンをかけない
  • 一酸化炭素チェッカーを備えておくと、異常にすぐ気づける

一酸化炭素は、無色・無臭のガスで気付きにくいので換気の徹底が何より重要です。

外出中に心がけておきたいこと

Disaster Prevention App

災害は、いつどこで起きるか分かりません。外出先で被災した場合、自宅のような備えがないことが多く、迅速な判断と行動が求められます。防災グッズをそろえるのはもちろん、災害時に混乱しない備えも重要!

  • 防災アプリ
  • 家族とのルールづくり
  • 通信障害時の代替手段

この3つを押さえて、落ち着いて行動できるようになりましょう。

防災アプリの事前インストールと使い方の確認

スマホは、災害時の最も身近な情報収集ツール。事前に防災アプリをインストールしておくと、地震速報・津波警報・避難所の開設状況などがリアルタイムで確認できます。

アプリ名主な機能特徴
Yahoo!防災速報地震・大雨・避難指示などの
通知を受信
シンプルで通知が早い
NHKニュース・防災災害情報に加え、
ライフラインやニュースも網羅
信頼性が高く、
全国の災害情報に対応
特務機関NERV防災地震・気象情報を独自解析して通知画面表示が分かりやすく
直感的に使える

防災アプリは、インストールしただけでは不十分!通知設定・位置情報の許可・使い方の確認を済ませ、実際に使いこなしておくと混乱が防げます。特に「現在地連動型通知」が有効になっていないと、正しいエリアの情報が届かない場合があるので注意しましょう。

緊急時に家族と連絡を取るためのルール

災害時は通信が混雑するので、通話やメッセージのスムーズな送受信が難しくなります。家族間できちんと連絡を取り合うために、以下のようなルールを事前に決めておきましょう!

  • 優先する連絡手段(例:LINE → SMS → メール)
  • 集合場所(例:最寄りの避難所、公園、指定場所など)
  • 連絡が取れない場合の行動(例:「3時間以内に連絡がなければ避難所へ向かう」など)

これらは紙に書いて財布やスマホケースに入れておくと、通信不能時でも確認できます。特に、小さな子どもや高齢者がいる家庭では、連絡方法をシンプルに。誰でも理解できる内容にしておくことが大切です。

通信障害時の代替手段(SNS・掲示板)

大規模災害では、キャリア回線が利用できなくなるケースも。そんなときに役立つのが、インターネットを使った代替的な安否確認手段です。

手段内容・特徴
SNS(X、Facebook、LINEなど)DMや位置情報の共有ができる
災害用伝言板(Web171など)各携帯会社が提供
災害時に安否情報を投稿・閲覧可能
Google パーソンファインダー世界中の災害時に安否を登録・検索できる
多言語対応あり

事前に、ブックマークしたりアプリをインストールしたりするのがポイント。SNSに投稿する際は「自分の名前」「現在地」「無事の旨」を簡潔に記載すると、家族や知人がすぐに気付けます。

あなたの車が“動く避難所”になる日を想定しておこう

災害は突然やってくるもの。そんなとき、自宅に戻れない・避難所が満員・電気も水も使えないという非常事態でも、車に防災グッズがしっかりと備えられていれば安心して過ごせる「移動式の避難所」になってくれます。

この記事でおすすめした防災グッズの中で、今あなたの愛車に入っていないものはどれだけありましたか?

お伝えした選び方のコツ・家族構成や季節に応じたカスタマイズ・上手な保管テクニックは、すべて「生き延びる」のはもちろん「より快適に、心の余裕を持って過ごす」ためのものです。

軽量・高耐久・多機能なアウトドア用品は、防災とも相性が良く日常と非常時の「橋渡し」となる最適なツール!

  • キャンプ用食器
  • ポータブルコンロ
  • LEDランタン
  • 防水シート
  • 折りたたみテーブル
  • コンパクトチェア
  • ウォータータンク
  • 防水リュック
  • ヘッドライト
  • 軍手

など、普段のレジャーでも使えるこれらのギアは「備えのハードル」をグッと下げてくれます。

いつもの暮らしにも、もしもの時にも頼れるものを。大切な人と自分を守る準備を「サンデーマウンテン」のアウトドア用品で今日から少しずつ始めてみませんか?

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SUNDAY MOUNTAIN とは

アウトドアを楽しんでいるイメージ

自分らしさを見つけて、自分らしく過ごす

SUNDAY MOUNTAINは自分らしくアウトドアを楽しむための
最高の体験を提供するショップを目指しています。
誰かと同じでなくても良い。楽しみ方は多種多様です。
SUNDAY MOUNTAINは出来るだけ多くのお客様に楽しんで頂けるように
様々なアイテムを取り揃えています。
SUNDAY MOUNTAINが考える「Outdoor Wellbeing」とはそれは、
当店に遊びに来ていただいたみなさんが
アウトドアを通して心も体も健康になり、人生が豊かになるということ。
創業当時よりずっと変わらないSUNDAY MOUNTAINの想いです。